ええやん朝活


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2018年は、読書会の出稽古をしようということで、にしやんこと川西さん主催の「ええやん朝活読書会」に参加してきました。



2014年に開始し、隔週で開催され、既に90回目となる読書会です。今日の参加者は合計18名(女性7名・男性11名)、初参加6名と大変な大盛況でした。川西さんだけ面識があり、他の方は初対面でした。なお、私自身は、通算113回目の読書会参加となりました。


主催いただいた川西さん、ありがとうございました。


「本との出会いは人との出会い」

「本との出会いは人との出会い」と言われます。今まで、著者・作家との出会いと捉えていました。しかし、今日、別の意味を見い出しました。それは読者との出会いです。


読み手が異なれば、本の理解・解釈・感想が異なります。理解・解釈・感想が異なれば、本の紹介内容も異なります。また、人により、読んでいる本の傾向・偏りもあります。紹介している本を見れば、その人の人となりが見えてきます。読書会はお互いを通じて本と出会いますが、それは人を通じた出会い、人との出会いというわけです。


なぜ、そのように感じたのか。それは、これまで参加している読書会とは、少し趣が異なると感じたからです。それが何なのか、まだうまく表現できません。読書会の出稽古の目的が、本との出会いの幅を広げることでしたので、目的は達せそうだと感じました。


私が参加/主催する次の読書会情報


運営スタイル


運営スタイルがよく練られており、勉強になりました。今後、何かの折に参考にできそうです。(★★★:勉強になった箇所)


開始時の自己紹介
  • 今日呼んで欲しい名前:いつも通り「なおき」
  • 今日参加しようと思った理由:以前から参加しようと思ったがようやく実現したこと。
  • Good & New~24時間以内にあった良かったこと、新しかったこと(★★★):
    昨日のブログに書いたシンガポールの元同僚との再会について、Facebook上で書き込んだところ、他のシンガポール時代の元同僚がコメントを寄せ、にわか同窓会のような形になったこと。


「Good & New」は初体験だったのですが、いろんなイベント・会合でのチェックインに使えそうです。Google検索すると、心理学・組織開発の手法ですね。


グランドルール

開始にあたり、3つのグランドルールが提示されました。

  • ビブリオバトル風:ラップアップ時に種が明かされます。
  • サンクスレター:付箋で紹介者に対してメッセージを贈ります。★★★
  • 直前くじ引き:順番は、直前にくじで決めます。突然順番が回ってきます。


3ラウンド制★★★

18人ということもあり、一度に紹介することはできませんので、3テーブル、6人ずつに分かれました。メンバー選定はトランプです。トランプは数字の1から6、シンボルは3種類(スペード・クラブ・ハート)の合計18枚を使います。


1ラウンド目は、トランプのシンボル単位でのグループ編成です。QA含めて一人持ち時間10分。約60分間でした。ここまでは普通の読書会スタイルです。私以外の5名の本の紹介を受けます。


2ラウンド目は、メンバーチェンジをします。数字の1と2、3と4、5と6でグループを作ります。テーブル全体で持ち時間12分、1人平均2分です。この時、2人ずつ前回と同じテーブルの人になります。新たに4名の本の紹介を受け、1名はさきほどと重複します。


3ラウンド目は、シンボル単位で移動します。スペースは左に、クラブは右に、ハートは動かない、といった感じです。そうすると1名だけは3ラウンドとも同じになります。つまり相方になるわけです。


他者本紹介★★★

3ラウンド目は、相方の本を紹介します。すでに2回聞いていますので、ある程度の説明はできます。さっき紹介を受けた本を今度は自分が紹介する立場です。これ、プレゼンの練習になりますね。人の話をきいてエッセンスを盗み、自分の言葉にする。


結果的にあらたに4名の本の紹介を受けます。ここまでで、私以外の17名のうち、13名の本の紹介を受けたことになります。


ラップアップ

自分が紹介した本と今日聞いた中で一番読んでみたい本(人気投票)をそれぞれが発表して、おしまいです。人気投票をするという点が、ビブリオバトル風なところです。


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紹介された本と人気投票


18人分の発表をリストアップします。


紹介した本 一番読んでみたい本
#1 『プラナリア』 『月と六ペンス』
#2 『砂の女』 『カルト村で生まれました。』
#3 『もういちど 村上春樹にご用心』 『オリンピックの身代金』
#4 『海峡の光』 『月と六ペンス』
#5 『古典力』 『女心についての十篇 - 耳瓔珞』
#6 『しあわせなパン』 『みんなディズニーランドで教わった』※1
#7 『みんなディズニーランドで教わった』 『カルト村で生まれました。』
#8 『陸奥宗光』 『しあわせなパン』
#9 『双子座の君へ』 『海峡の光』
#10 『月と六ペンス』他※2 『海峡の光』
#11 『サイコパス』 『月と六ペンス』・『トリアングル』
#12 『ゼロ』 『古典力』
#13 『えの素』 『プラナリア』
#14 『トリアングル』 『ゼロ』
#15 『ちょっと今から仕事やめてくる』 『カルト村で生まれました。』
#16 『女心についての十篇 - 耳瓔珞』 『砂の女』
#17 『オリンピックの身代金』 『トリアングル』
#18 『カルト村で生まれました。』 『海峡の光』


※1『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった〈2〉熱い気持ち編』

※2『「好きなことだけやって生きていく」という提案』


3冊が3票で同点1位となりました。


『月と六ペンス』

月と六ペンス (光文社古典新訳文庫)
ウィリアム・サマセット モーム
光文社 ( 2008-06-12 )
ISBN: 9784334751586


「これまで参加している読書会とは趣が異なる」というのは、まさにこの人気投票の結果に表れていると思います。100回以上の読書会に参加しているのにもかかわらず、モームは出会ったことがありません。しかし、「ええやん朝活読書会」では、人気本になっているようです。ちょうど「朝活読書サロン」では、『カラマーゾフの兄弟』や『夫のチンポが入らない』が流行っているように。


私が紹介した本と読みたい本

紹介した本

古典力 (岩波新書)
齋藤 孝
岩波書店 ( 2012-10-20 )
ISBN: 9784004313892


本書は「選書本」です。この本の中で50冊の古典を紹介しています。この本を読むのは、次に読む本を探すためです。さっそく、『カラマーゾフの兄弟』を読み始めました。書評と齋藤氏の50選については、以下を参照ください。



いただいたサンクスレター
  • 年が変わるということで、どんな本を読むかという観点で本を読むという発想は、「なるほど」と思いました。実際に、そこから『カラマーゾフの兄弟』を読み始めたというのは、素晴らしい行動力だと感じました。(Yさん)
  • 『カラマーゾフの兄弟』を読んでみましょうか、どうしましょうか。古典、もう一度読んでみます。(Eさん)
  • 私も日本・世界の古典と呼ばれる作品を読んでみようと思い、チャレンジしています。時を経て残っている作品はすばらしいですね。今年もたくさん読もうと思います。(Yさん)
  • 古典の定義から気になるんですが・・・といのも何百年も読まれているものは何等かの理由(面白いとか普遍性とか)があると思うので・・。指針にはなりますよね。(Sさん)
  • 『カラマーゾフの兄弟』はマンガでは読みましたが、訳本で5冊は重いですね。齋藤さんは古典の本を出されていて読んでるので、読んでみたくなりました。(Nさん)


読みたいと思った本


漫画家の安野モヨコ編集の短編集。収録されているのは、円地文子、川端康成、白洲正子、岡本かの子、有吉佐和子、芥川龍之介、織田作之助で、それぞれの作品に対して安野モヨコがイラストをつけています。安野モヨコさんって、名前は知っていたけど作風を知りませんでした。エロいタッチの作風で、けっこう好みかも(^^;)


実は、『砂の女』とどちらをあげようか、迷いました。



かなり端折って紹介すると、男が砂に囚われ、男が逃げようとするところを女が阻止するという内容の本。安部公房もまた一度も読んだことがないのですが、女に捉えられた男の話というのは、興味がそそります。紹介いただいた方は女性だったのですが、男が読むと、きっと違う目線でもだえるかもしれません。


以上


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