2020年3月29日
2020年3月29日、自宅前を撮影


3月25日に小池東京都知事より不要不急の外出自粛要請がありましたところ、ふと何気にオンライン読書会の案内が目に留まり、急きょ参加いたしました。ところがさらに追い打ちをかけるように、雪が降りました!昨日までは霙(みぞれ)の予報だったのですけど。雪が降ってしまっては外出したくないのも人情。なおさらのことオンライン読書会が重宝します。



紹介した本

本日の参加人数は4名。くじ引きでトップバッターを引き受けました。紹介した本はこちら。


『ジェットエンジンに取り憑かれた男』


戦前戦後を挟む企業ロマン、技術ロマンのノンフィクションです。出光佐三をモデルにした『海賊と呼ばれた男』に通じるものがあります。


1973年(昭和48年)、アメリカに接収された日本初のジェットエンジン「ネ20」が入間基地の航空ショー出展のため、凱旋帰国しました。28年ぶりの帰国です。「ネ20」は国産初のジェットエンジン。「ネ20」を搭載した「橘花」(きっか)の初フライトは1945年8月7日のこと。実戦に使われることなく終戦を迎え、試作機も含めて完成した「ネ20」は全て破壊されました。しかし、その一部は破壊されずにアメリカに渡り、生き残っていたのです。


戦前の日本人によるジェットエンジン開発、戦後、敗戦国として航空機開発が禁止されていた期間、そしてそこからの復活。1980年代、日米英独参加のジェットエンジンV2500がエアバスA320に搭載され、今日にいたります。



紹介を受けた本

『さかなクンの一魚一会』


さかなクン(本名:宮澤正之さん)が自ら綴った自叙伝。現在44歳で東京海洋大学名誉博士・客員准教授。なぜ、さかなクンはさかなクンになったのか?さかなクンになるまでの道のりは決して平たんではありませんでした。


興味の対象は最初はタコでそこから同じ海中生物の魚へ移り、水槽のクラブだと勘違いして吹奏楽部の門をたたき、東京海洋大学を受験するも失敗し、動物専門の専門学校に進学、観賞魚の販売店、水族館、寿司屋でアルバイトをし、寿司屋で魚のイラストを描いたことから注目を集め始め、イラストレーター、サイエンスライターとしての活路を見出し、東京海洋大学で研究者としての活路を見出します。



自分の好きなことを突き進み、イラストレーター・サイエンスライター、タレント、研究者いうパラレルキャリアをつかんださかなクン。決して平坦ではないけど一本道ではない人生を歩んでいるという点で、「LIFESHIFT」の実践者と言えるのではないでしょうか。


『ザ・ロード』


世紀末戦争後の地球を描くディストピア小説。舞台は北米、地表は雲で覆われ太陽光が射しません。そのままでは冬を越せないため、主人公の父子は南を目指して旅を続けます。秩序は崩壊し、人間が人間を喰らうシーンもあり、世界観としては『マッドマックス』に似ているとか。『北斗の拳』に通じるものもありますね。


また、2010年に映画が公開されてますね。紹介者の方は映画も観られたとのことですが、小説のほうがぐっと来るようです。感染症被害が拡大する中、世紀末小説から我々は何か読み取るものがあるでしょうか?



『あの人とあの本の話』


64人の作家との対談集。著者は稀代のライター瀧井朝世氏。現代小説の選書に持ってこいですね。対談をしたということは、少なくとも全員の本を複数冊は読んでいるはず。そして作家からも多大なる支持を得ているとのことで、解説をお願いされることも多いようです。



ご本人のTwitter垢からリンクを辿ると、作家とのインタビュー、作家本人を交えた読書会などを開催されています。このような活動をされているのを見ると、単なるライターではなく、ライター・オブ・ライター(ライターのことを書くライター)と言えるのではないでしょうか。



最後に全員が本を持ってスクリーンショット
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