人工授精



不妊治療や子どもを産みたい女性の話を聴くと、とても複雑な気持ちにさせられる。


卵子凍結についてのNHKクローズアップ現代の番組を見た。



現在、分かっているだけで、卵子凍結の選択をした女性は、日本全国で1005人。番組の中で、卵子凍結を施していた産婦人科医院が、凍結を中止したことも触れられていた。なぜか。


卵子凍結は、いずれ子どもを産みたい女性に夢を与えるが、その夢はほぼ叶わないからとのこと。医師は、卵子凍結に訪れる女性は30代前半までを想定していたとのことだが、実態は40歳直前の駆け込みが多かった。


30代前半までの卵子と40歳の卵子では、人工授精で妊娠できる確率が、格段に違う。40歳で卵子凍結し、交際相手もいない女性が、その後数年間に結婚に至り、人工授精に至るまでの確率も極めて低い。母体の健康、生まれてくる子どもの健康を考え、その医師は、卵子凍結期間を45歳までとする。そして、32人凍結して、出産に至ったのは、わずか1人という。残る31人は、将来の妊娠を夢を見たが、現実は残酷だ。


もし、私がこの医師と同じ立場なら、やはり、卵子凍結という処置はできない。


早く結婚しよう。


私は、このことを絶えず訴え続けなければならない。このことを訴えることによって、傷つく人がいるかもしれないことを承知の上で。


早く結婚しろと。


20代のうちに結婚し、30歳までに第一子出産が望ましい。遅くとも第一子出産は35歳まで。それを超えると、妊娠確率が低下するだけでなく、母体も生まれてくる子どもも、危険になる確率が高くなる。


私は幸いにも5人の子どもに恵まれた。羨ましく思う人もいるだろう。だけど、出産は順風満帆ではなかった。出産は絶えずリスクを伴う。4人目の妊娠時、あれは恐らく35~36週目だったと思う。妊娠中毒に遭い、胎児仮死という状態で出産した。つまり、子宮内で酸欠に陥ってしまったのだ。医師からは、母子ともに死ぬ危険性があったと聞かされた。当時、妻は35歳だった。妊娠を軽く見ていた。危険を表すシグナルを見落とし、通院が遅れてしまった。血圧の上昇により、妻の足がパンパンにむくんでいたのだ。その症状が、血圧上昇のシグナルだということを知らなかった。取返しのつかない失敗を冒すところだった。


この経験以来、妊娠リスク・出産リスクには、過敏になっている。子どもを欲しいのにその機会に恵まれず、あるいはその機会を逃してしまった女性の悲鳴を聞くことは、私には耐えられない。こうして書いている間にも、涙がこぼれそうになる。だから、そうなる前に、早く産んでほしい。


これは、妻も私も同じ想いを持っている。

この番組を一緒に見ながら、18歳になる長女に「20代のうちに第一子を産め」と夫婦で言っている。


女性はまだ、この危機意識は共有できるだろう。

問題は男のほうだ。

早くケリをつけろ。グズグズすんな。


恋人がいる女性で、彼氏がグズグズしている場合、その男と結婚するつもりがあるのなら、既成事実を作ることをお勧めしたい。つまりできちゃった結婚だ。男はグズだから、追い込まないと結婚しない。


男を追い込もう。


関連書籍&関連記事


不妊治療に失敗した女性の悲鳴をこの本で知った時、思わず涙がこぼれました。



母体の影響から、不妊治療は半年に1回しか行えないことを考えると、40歳を過ぎると、かなり絶望的な確率だということがお分かりいただけると思います。にも関わらず、不妊治療は隠れて行われることがほとんどのため、実態が知られていません。その甘い考えを如実に表しているのが、卵子凍結に訪れる人のほとんどが40歳近くという事実です。不妊治療すれば生まれるという甘い幻想は捨て、30歳、遅くとも35歳までに第一子出産を薦める次第です。



photo credit : Michiel1972 via 卵子凍結保存 - Wikipedia (license : Public Domain)



↓↓参考になったらクリック願います↓↓
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村