<目次>
  • 1 「おせっかい」は言葉と行動が同時
  • 2 「おせっかい」は一生懸命
  • 3 「おせっかい」は段取り上手
  • 4 「おせっかい」は人と人との縁をつくる
  • 5 「おせっかい」はアイデアの源
  • 6 「おせっかい」は悩まない。へこまない
  • 7 「おせっかい」の報酬は自己満足
  • 8 「おせっかい」の手紙術
  • 9 「しようがない人だなぁ」と思わせる
  • 10 「おせっかい」は伝染する
  • おわりに
  • 娘より


「本は人」


心底、この言葉を私の言葉にしようとしていますが、むろん、私の言葉ではありません。『花燃ゆ』第一話の中で吉田寅次郎が幼い妹・文にかけた言葉です。そして、本書との出会いもまた、「人」でした。



本書の著書、高橋恵さんは、PR会社「サニーサイドアップ」の創業者で現社長次原悦子さんのお母さんです。1942年(昭和17年)生まれで私の母の一つ上の戦中派です。


私の母もおせっかいでした。戦争末期から終戦直後の大変な食糧難の時代に幼少期を過ごしたせいなのではないかと考えています。とにかく、食べ物をよく勧める母でした。


そしてその母の影響もあったのかもしれません。私もお節介焼きの時があります。波が激しいので、焼かない時もありますが。


おせっかいは、断られても悩まなくていいんだ、へこまなくていいんだ、自己満足でいいんだ、と言う言葉に少し救われました。


とにかく、著者の高橋さん、見ず知らずの人にどんどん話しかけます。自然体です。そうして話しかけることで人と人の縁が結ばれます。それが、サニーサイドアップという会社を創業して、後に上場を果たすまでになった成功の秘訣なのではないかと思います。もちろん、上場を狙って、成功を狙って、おせっかいを焼いていたわけではありません。おせっかいとは無心で焼くものですから。


「もったいない」、「おもてなし」、につづいて、世界に普及させたい日本語と言ってもよいかもしれませんね。




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