2016年夏の参議院議員選挙の東京都選挙区候補者
2016年夏の参議院議員選挙の東京都選挙区候補者
photo credit : Naoki Sugiura (lic:CC)



30人以上が並び立つ参議院議員選挙の東京都選挙区。

定数是正により、今回の選挙から1議席増え、6議席となります。

自民党2、民進党1、公明党1、共産党1は固いと思っています。



野合政党に投票するつもりはない、

しかし、与党をそのまま信任していいのか?という人が、

けっこう私のまわりのビジネスパーソンにも

多いのではないかと考えています。



6議席目を誰が取りうるのかが焦点ですが、

ちょっとここで脱線。


社民党公認の増山れな候補。


並み居る候補の中からひときわ目立つのが

社民党公認の増山れな候補。



しかし、名前をぐぐれば、飛んでもない御仁だということが分かります。



とはいえ、相手を知らずして批判することもできないので、

あえて著書を読んでみました。


貧困問題 x エロス

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内容は、現代版『蟹工船』ともいうべき内容です。

「自己責任」の名の下に弱者が切り捨てられていないかという問題提起です。

貧困問題 x エロスを掛け合わせたような本です。


正直、エロスの部分がよく分かりません。

貧困女性→風俗産業という図式に単純に収まりません。

増山さんはご自身をアーティストだとしているわけですが

それをアートと思うかどうかは受けて次第。


コンサルタントとアーティストは、自称すれば誰でも慣れる職業ですが

それで本当に収入を得られるかどうかは別の話。


母乳を飛ばすパフォーマンスを見ても、

お金を払いたいと思わないし

お下劣以外の何者でもないと思いました。

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お下劣パフォーマーに頼る社民党の劣化


社民党という政党が、

このようなお下劣パフォーマーしか公認候補を立てられない時点で、

すでに政党としての使命は終了しているかと思います。


社民党の現有勢力は

  • 衆議院議員2名
  • 参議院議員(2016年改選)2名
  • 参議院議員(2019年改選)1名


この機会に、改選2の議席を失い、

次の衆議院議員選挙、3年後の参議院議員選挙を持って

議席0となり、国政政治から消滅することを祈ります。



どのような社会を目指すのかを国民が意思を表すこと


本書に戻りまして、低学歴貧困者がいないので、貧困の実態が分かるという点では、本書を少しだけ評価します。


生活保護を受けないと収入が少なくて生活ができないという男性が出てきます。日本では、週5日、1日8時間働けば、生活ができないほど収入が低いということは、非合法な企業でもない限り、ほとんどありません。東京であれば、求人が絶えることはありませんし、地方でも県庁所在地のある街では同様ではないかと理解しています。


つまり、収入が少なくて生活ができないレベルというのは、労働時間が短すぎるのではないかと推察します。本書でも一切そういうことを触れない。職業は誰にでも自由に選ぶ権利があります。しかし、採用する側にも誰を選ぶかの自由があります。収入が極端に少ないのは、週5日、1日8時間働けるような職場の採用にありつけない、ということではないでしょうか?端的に申せば社会不適合者。


もちろん、社会不適合者を社会から排除すべきではないと思います。健常者である限り、なんらかの職業技術・経験を積み、自らの収入を得てほしいものです。


社会主義者は、貧困者・社会不適合者を、国が生活費の面倒を見てあげるべきだと主張します。しかし、社会主義者が唱える社会主義国家が何をもたらしたかは、歴史が明らかです。国家による生活保障は急激なモラルダウンをもたらし、生産性を著し損ない、挙句の果てに大量の餓死者を出しました。少なくとも、資本主義国の日本では、現代以降、大量餓死者が出るような事態は免れています。


一方、資本主義者は、貧困者・社会不適合者に、自立の道を歩めるように支援をします。

自助・共助・公助の三すくみの考え方は、以下のブログ記事を参照ください。



選挙とは、どのような社会を目指すのかを国民が意思を表す場です。国家による救済ありきの社会を目指すのか、自立を促す社会を目指すのか、あなたはどちらですか?

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ロスジェネ 第3号(増山麗奈責任編集号)―超左翼マガジン


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