仲良し親子

家族で姓が異なるというのはどういうことだろう?



表題の件、正直申しまして私は関心が低かったのですが、思いのほかFacebook上でこのことが話題になったこともあり、自分の考えを整理しておきます。論点を理解しているわけではありません。というより、ほとんど素人です。稚拙な解釈かもしれませんが、ご容赦ください。


関心が低かった理由


まず、関心が低かった理由を述べます。


夫婦内でこのことについて話題にしたことはありませんでした。恋人だった女性が結婚したことにより自分と同じ姓になった時は、これからずっと一緒に暮らしていくんだなぁ、という感慨があったぐらいでしょうか。妻も受容しているように思いますので、話題になりませんでした(妻が本心でどう思っているかは、確認したわけではありません。)そして、今回の判決でも、家庭内で話題になりません。


一方、職場を見渡せば、結婚している女性のうち、職場では旧姓を使っている女性のほうが多数のように思います。感覚的には8割ぐらい。変えるといろいろ面倒なことは理解できますので、戸籍上は旦那の姓、職場では旧姓と使い分けている状況は理解できます。ふと、何人か顔を思い浮かべてみますが、戸籍上の姓を知らないケースも多々あります。それで困ることはありません。


子どもの姓は?


この問題で欠かせないのは、子どもだと思うのですが。もし仮に、別姓が合憲となり、選択ができるようになり、子どもが生まれた場合って、子どもの姓はどちらになるのでしょうか?


  1. 子どもの姓も選択できる
  2. 子どもの姓は父親と必ず同姓
  3. 子どもの姓は母親と必ず同姓


そもそも夫婦別姓論は、男女同権が基底にあると理解していますが、であれば、2、3の選択肢はあり得ないのではないでしょうか。とすると1になります。


そうすると、疑問に感じることが二つ三つあります。

(最初は二つのつもりが、書いたら三つ出てきました。)


子どもの姓に関する3つの疑問点


仮に母親の姓を選択したとします。そうすると父親とは別姓になります。保護者としていろいろ手続きすることがあるのですが、別姓だと、「保護者であること」を別途証明する必要があります。戸籍をわざわざ提示せねばならないのでしょうか?


二つ目の疑問、それは、子どもが二人以上いた場合、兄弟姉妹で姓が異なる場面も起こりえます。「うん??」 この状況って、なにが起きうるのでしょうか?混乱して、何が問題かもわかりませんが、気味の悪さをぬぐえません。


三つ目の疑問、そもそも、選択って誰がするのでしょうか?親が決めるのでしょうか?それって変ですよね?「姓」を選択する権利があるというのは、夫婦別姓論の趣旨ですので、子に権利がないのはおかしい。また、決めるとしても、夫婦の意見が分かれた場合はどうなるのでしょうか?


あるいは、他国籍との子と同様、20歳までに本人が決めるのでしょうか?これなら分からないまでもないのですが、それまではどうやって過ごすのでしょうか?「佐藤さんと山田さんの子の太郎くん、姓はどちらでもない」ってこと???あるいは、「佐藤山田太郎くん」、あるいは「山田佐藤太郎くん」?


以上、考えたことがなかった私でも、今回の判決がFacebook上で話題になり、少し考えただけで、ふつふつと疑問が出てきます。


違和感


違和感を感じるのは、こうした疑問に対する国民的議論がほとんど起きていない点です。議論しているよ、という人もいるでしょう。しかし、これらの疑問に対し、自分の考えを諳んじて答えられる人は10人に1人もいないのではないかと思います。


先日の『憲法カフェ』で、一部の判事だけで判断する最高裁判決は、国民による選挙を経た民主主義と相対立することがある、というお話を伺いました。合憲か違憲かの判断前に、まずは国民的議論が必要ではないでしょうか?国民的議論がないまま、違憲判決が出てしまうことのほうが、私には尋常ではないと感じます。


どこかの記事で、原告団のおばあさんの話しを読みました。若くして父を亡くし、母が父親家族に虐げられたというような話しだったと思います。個人のそうした状況は理解できますが、そうした状況を国民全体に影響を与えるような憲法裁判の場に持ち込むべきではありません。判決文を読んでいるわけではありませんが、おそらくその主張は退けられている、あるいは触れられていないのではないでしょうか。




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