「違い」ではなく「重なり」に注目


一筋の光明


ある社会課題の解決への一筋の光明が見えてきました。


むろん、私が直接的に解決できるわけではありません。


時間もなければ能力もありません。


しかし、人をつなぐことはできます。


大切な問い。


大切な問いを持っている人を見つけました。「問う」ことこそが出発点です。


「戦争を止めるために、私たちになにができるでしょうか?」という問いをぶつけた。

すると彼女は、即座に「その質問こそが出発点です。孤立せず、集いあって、問いあうことが力です。当ことほど協力なことはありません。自分自身に、友人たちに、繰り返し繰り返し問うことです」と返してきた。

テレビや新聞の報道に触れることよりも、自分の個人的な小さな体験を思い出す方が、各人にとって具体的で実感を伴う確かな出発点になるのだと再認識した。

(『ワークショップ』より引用)



重なりへの注目


個々の意見に相違はあるものの、共感できる部分もあります。


違いに注目すれば、対立を引き起こします。


しかし、共感できるかさなり部分に注目すれば、負のエネルギーをプラスに転換することも可能です。


複雑な社会課題は、一方の立場のみからでは解決できません。


共感で人を結ぶこと。


人が束となり動き出し、プラスのエネルギーを結集できれば、解決へ向けて前進することができます。


その光明が見えました。


未来志向の対話の場、とあるフューチャーセッションを創れないだろうか?


大切な問いを持つ人と相対立する人との共感を創り、プラスのエネルギーを生み出すこと。


私は直接解決はできません。しかし、未来志向の対話の場が解決できることは知っています。



通じる考え方


これらの考えを、『最強組織の法則』、『学習する組織』の著者であるピーター・センゲは、「システム思考」と呼びました。センゲと『出現する未来』を著したオットー・シャーマーは『U理論』と呼びました。また、アダム・カヘンは相対立する人たちとの対話を通じ、アパルトヘイトの解決の道筋を示しました。感じ取り、心を開き、意思が通じ合えば、次なる道が開けます。それは禅に通じるものがあります。



書評はこちら:


出現する未来 (講談社BIZ)
P. センゲ, O. シャーマー, J. ジャウォースキー,
野中 郁次郎, 高遠 裕子
講談社 ( 2006-05-30 )
ISBN: 9784062820196


「U理論」を日本に紹介した中土井僚さんの著書。シャーマーの『U理論』より、こちらの本がおすすめ。



弓と禅
オイゲン・ヘリゲル
福村出版 ( 1981-11 )
ISBN: 9784571300271


禅の名著。


呼吸を調え、自己から離れ、矢と一体となり、無心の境地で矢を放つ。私が的を射るのではなく、それが射る。そこに力みはない。これこそ禅の境地であり、弓道のみならず武道の境地である。



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