<目次>
  • 僕は会社を辞めた
  • 僕の後悔1 入社初日から社長を目指して全力疾走すればよかった
  • 僕の後悔2 会社のカラーに染まりたくないなんて思わなければよかった
  • 僕の後悔3 あんな風になりたいと思う上司をもっと早く見つければよかった
  • 僕の後悔4 社内の人間関係にもっと関心を持てばよかった
  • 僕の後悔5 思い上がらなければよかった
  • 僕の後悔6 できない上司や嫌な上司に優しくすればよかった
  • 僕の後悔7 もっと勉強すればよかった
  • 僕の後悔8 ゴルフを始めワインをたしなめればよかった
  • 僕の後悔9 信念なんてゴミ箱に捨てればよかった
  • 僕の後悔10 クリエイティブであるよりも堅実であればよかった
  • 僕の後悔11 周りからの評価を得るために長時間働かなければよかった
  • 僕の後悔12 同期が先に昇進したことを笑ってやり過ごせばよかった
  • そして今


本書は、無期懲役囚 美達大和氏のブログで見つけました。定期購読しているブログの一つです。


自分の職業人生の中で、何か役に立つのではないかと思って読もうと思ったわけですが。。。『僕の後悔5』の途中で断念しました。気分が悪くなったからです。


本書は、タイトルにある通り、「後悔」について書かれた本です。人の「後悔」を延々と聞かされるのは、読んでいて決して気持ちのいいものではありません。読み手が精神的に成熟していないと、気持ちの悪さが払しょくできないかもしれません。少なくとも私は、気持ちがよくなかったので、読み進めることをやめました。もちろん読み続けることもできましたが。


ポジティブ心理学


ふと、ポジティブ心理学について思い出しました。人間が良い状態で精神的に安定するのは、ポジティブな思考とネガティブな思考が3:1の時だそうです。ポジティブの比率がそれ以上になると、ハイになり過ぎてしまいます。ポジネガ比が1:1だと、ネガティブのほうが強いため、精神的にマイナスな状態になるそうです。


著者は2003年にそれまで勤めていた会社(百貨店)を退職し、起業しました。10年以上の時間が過ぎ、ようやく過去を振り返ることができ、勇気をもって自分の後悔をさらけ出し、後進のために思って本書を書いていただいたのですが。。。うーん、どうだろう。


そのさらけ出した勇気は称えたいと思いますが、ネガティブな表現が多いので、やはり読むほうとしてはつらいのですよ。


エジソンは失敗したことがない。


人に失敗はつきものです。一見成功しているように見える人でも、多くの失敗、多くの後悔をしているでしょう。しかし大切なのは、後悔ではなく、かといって開き直ることでもなく、次に失敗しないためにどうするか、ということではないでしょうか?


私はエジソンのこの言葉が好きです。

"I have not failed. I've just found 10,000 ways that won't work. "

「私は失敗したことがない。10000通りのうまくいかない方法を見つけたのだから」


もし、著者の日ごろの口癖でネガティブ表現が多いのなら、会社員時代にうまくいかなかったのは、そのネガティブな表現が原因ではないかと思います。ネガティブな表現は、人を遠ざけます。


著者の事業のブランディングを考えた時、この本は出さないほうがよかったのではないかと思います。著者のブログを見ると、良記事が多そうなので、ブログのほうは購読しておきます。


後悔12か条を評価してみた


会社の色に染まるとか、嫌な上司にへつらうというのは、もはや今の時代にそぐいません。セクハラ・パワハラが問題視され、新卒の3割が3年以内に辞めるという21世紀以降の会社では、著者が経験したような嫌な上司や会社のために滅私奉公するような人は、だいぶ減りました。残念ながら、本書での後悔のかなりの部分は、的外れになっています。


それでも、正鵠を射ていることがないわけではありません。社内の人間関係に関心を持つ、思い上がらないということは大切です。全部読んでおりませんが、著者の後悔12か条について、私の観点で今の時代に照らして合うか合わないかを評価して、本書評を締めくくります。


僕の後悔1 入社初日から社長を目指して全力疾走すればよかった ×
僕の後悔2 会社のカラーに染まりたくないなんて思わなければよかった ×
僕の後悔3 あんな風になりたいと思う上司をもっと早く見つければよかった
僕の後悔4 社内の人間関係にもっと関心を持てばよかった
僕の後悔5 思い上がらなければよかった
僕の後悔6 できない上司や嫌な上司に優しくすればよかった
僕の後悔7 もっと勉強すればよかった
僕の後悔8 ゴルフを始めワインをたしなめればよかった ×
僕の後悔9 信念なんてゴミ箱に捨てればよかった
僕の後悔10 クリエイティブであるよりも堅実であればよかった ×
僕の後悔11 周りからの評価を得るために長時間働かなければよかった
僕の後悔12 同期が先に昇進したことを笑ってやり過ごせばよかった

タイトルだけ見て〇でも、具体例が×のものもあります。

後悔10について、これは比較する対象ではないと思います。

3、5、6は私も当てはまります。



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