不確実性と事業性



一般的、研究開発フェーズから事業化フェーズの間に「デスバレー(死の谷)」があると言われます。研究開発ではうまくいったのに事業化ではうまくいかないというケースは多々あります。本業で、研究開発・事業開発投資の審査業務を行っていますので、よくそうした場面に直面します。



また、かねてより、フューチャーセンター関係の取り組みをボランタリーに行っておりましたが、今回、実ビジネス関連でフューチャーセッションを企画しました。明日、実施予定です。ファシリテーターは企業間フューチャーセンターの塚本さんにお願いしました。



まだ、セッションは開催しておりませんので、仮説ではありますが、今回のフューチャーセッションを設計した上での(私から見た)ポイントを列挙します。


  • デスバレー越えへの適用
    • フューチャーセッションは、デスバレー越えに使える。
    • 事業化の失敗のほとんどのケースは、ステークホルダーの十分な声が反映できていないことにある(客の声、サプライチェーン上流・下流の声等)。


  • 不確実性と事業性のバランス
    • 早すぎてもダメ、遅すぎてもダメ。不確実性と事業性検討がクロスするタイミングを捕らえる。
    • そのタイミングで、十分なステークホルダーを揃える。
    • 今回、良いタイミングを捕えられた。3ヶ月早くても3ヶ月遅くてもダメだった。


  • 限定的な参加者
    • 誰に参加してもらうかは肝。不特定多数ではないため、一般公募はしない。今回の参加予定者は13-14名。ファシリテーターと私で全員集めました。
    • それぞれの参加者にもメリットがある場とする(関係性のデザイン)。


  • 知的所有権の帰属
    • 場に出されたアイデアの知的所有権は誰にも帰属しない。


  • 限定的なテーマ
    • 同様の機会があれば場を設計したい。しかし、あらゆるテーマでできるわけではない。
    • 人脈は限られるため(偏っているため)、必然的に扱えるテーマは限られる。
    • IoTは、一企業の能力を超えるため、企業連合・企業アライアンスで対処しないと複雑な課題解決ができないだろう。今後IoT分野でフューチャーセッションが必要になってくる。



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