はあちゅうが著名クリエイターのセクハラとパワハラを証言 岸氏「謝罪します」

「#metoo に背中を押されました。必死の訴えで、少しでも世の中が良い方に変わることがあれば」

www.buzzfeed.com


BuzzFeed砲が吹いた。クリエイターの岸勇希氏がはあちゅうこと伊藤春香さんにセクハラを告発された。(まだご存知ない方は、BuzzFeedの記事を参照ください。)


1日経過して冷静になってみると、なんとも言えない嫌な気持ちになってきた。


人間というのは、ネガティブ感情は忘れるようにできている。一つ一つ覚えていては精神がもたない※1。しかし、時々思い起こすこともある。いつの日か、セクハラ問題に関心を寄せた時に今日のことを思い出すかもしれない。今日、何を感じていたのだろうか?あとで読み返すかもしれない自分に対し、今日の気持ちを整理して書き残しておきたい。


※1うつ病というのは、ネガティブ感情が自分の中でぐるぐる反芻してしまうことによって起きるのではなかろうか。


「起」

当初の気持ち

このニュースを知った当初、岸氏のことを許せないと思った。多分それは、年頃の娘を持つ父としての本能ではないだろうか。もし娘がそのような目に遭えば、絶対許すことはできないだろう。


岸氏の反省文によると、岸氏は自分の言葉が人を傷つけていたことに気づかなかったという。



「承」

言葉の重み

自分の言葉が人からどう思われているか分からないと言い切ってしまうのは、クリエイターという言葉を生業としている職業の方には致命的ではなかろうか?


もし、私がクライアントの立場ならば、自分の言葉に責任の持てない人に仕事は頼めない。


岸氏には自主廃業をお薦めしたい※2。クライアントは去っていく。ジリ貧になるよりも、自ら決断したほうが潔い。


※2:同日、辞任した。「代表取締役の異動(辞任)に関するお知らせ」(12月21日追記)


「転」

擁護から嫌な気持ちへ

「印象が悪くなって仕事がなくなる」と吐露したはあちゅうに対し、当初私はそんなことはあってはならないと考えた。



しかし、しばらくして、嫌なことを思い起こさせられた。はあちゅうが童貞いじりをしていることを。



嫌な気持ちに転じた時のつぶやきです。



童貞だった自分

子どもがいる私は、むろん童貞ではない。現在の童貞の人たちの気持ちを代弁することはできない。なので、自分がかつて童貞だった時の気持ちになって考えてみる。


まず、童貞であることを一度も公言したことはない。なぜって、恥ずかしいから。そんなことできないよ。


コンドームメーカーの相模ゴム工業によると、20代男性の40.6%が童貞だと言う。



これが事実ならば、現在でもほとんどの童貞の方は公言していないことになる。童貞キャラでポジショントークしている有名人以外、公言している話はほとんど耳にしたことはない。


童貞だった自分を思い出してみる。そこにははあちゅうの言動に傷付く自分がいる。


童貞をいじる女

はあちゅうは、童貞をいじることは「明るく楽しく笑える」と言う。なんと下衆な・・・・それって、セクハラは「明るく楽しく笑える」と言い換えられることに気づいているのだろうか?


岸氏を弁護するつもりはない。しかし、はあちゅうを弁護する気持ちも完全に失せてしまった。


今回の告発ではあちゅうが「印象が悪くなって仕事がなくなる」ことはないだろうと思った。そう願った。しかし、それは間違いだった。


「セクハラを受けたはあちゅう」ということが拡散されたのと同時に「童貞をいじる女はあちゅう」も拡散された。


ポジショントーク

なぜ彼女は童貞をいじるのか?


プロブロガーとしての悲しい性なのだろう。イケハヤ氏が東京在住者をDisるポジショントークを展開するように、女子ブロガートップクラスを走るはあちゅうのポジショントークでしかないように感じる。


「結」

ハニートラップ・美人局か?

ということが分かってくると、果たしてはあちゅうは善意の被害者だったのだろうか?ひょっとすると、はあちゅうは岸氏を狙い撃ちにしたのかもしれない。別の言い方をすれば、岸氏はハニートラップ、美人局に遭ったのかもしれない。


岸氏のnoteによると、既にはあちゅうに謝罪していたという。それに対し、はあちゅうはスルーをし、BuzzFeedでの告発の準備を進めていた。「根に持っていた」という証なのだろう。


今回の告発は岸氏にとっては致命傷である。間違いなく、多くの仕事を失うと思う。はあちゅうは、「印象が悪くなる」と弱者の体を装いながら、実は岸氏を狙い撃ちしたようにも感じるのは気のせいだろうか?


BuzzFeed砲

今やインターネット界の文春砲となったBuzzFeed。約1年前、DeNAが自ら運営するサイトWELQで偽医療情報をまき散らした時、BuzzFeed砲が炸裂し、WELQを閉鎖に追い込んだ。その後も偽医療情報サイトは後をたたなかったが、1年経った今年12月6日、Googleがアルゴリズムを改良し、偽医療情報サイトをGoogle検索結果から追放した。


今回のBuzzFeed砲は、一体何をもたらすのだろうか?


嫌な気持ちの正体

ソーシャルメディアというのは個人が情報発信する武器となった。今回のはあちゅうの告発は、ソーシャルメディアを通じたセクハラ・パワハラの告発の増大をもたらすだろう。告発されるリスクが顕在化した今、セクハラ・パワハラの抑止力にはなるだろう。


しかし、それでめでたしめでたし、とはならない。


リアル世界で痴漢を犯す男がいれば、痴漢冤罪を狙う女もいる。ソーシャルメディア上でも、真実の告発も増えるが、同時に冤罪に繋がる告発も増えるだろう。痴漢の真偽が本人たちにしか分からないように、ソーシャルメディア上の告発の真偽もまた本人しか分からない。痴漢をしていない証明が難しいように、ソーシャルメディア上で受けた告発の無実の証明もまた難しい。事実であるかどうかに関係なく、リアル世界でも、インターネット上でも、犯罪者のレッテルを貼られうる。ソーシャルメディアを使っていようがいまいが関係ない。たとえ使っていなくても、ソーシャルメディア上で告発することは可能だから。


冒頭のなんともいえない嫌な気持ちの正体とは、このことなのだろう。


(12月21日:誤字等修正)



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