今日(正確には昨日)、民進党と希望の党が統一会派結成のニュースが出ました。



これは、民進党と希望の党の力関係が「民進党>希望の党」になった

ということでよろしいでしょうか?


過去のブログ記事をおさらいします。


大敗した大将

衆議院議員選挙結果の分析:希望の党に希望は残されているのか? : なおきのブログ

希望の党の余命は最大1年9か月、2019年の7月までです。

naokis.doorblog.jp


2017年10月26日(衆議院議員選挙後4日目)、大敗した大将(=小池百合子氏)は求心力を失うと述べました。小池氏は結党にあたり民進党議員を「全員受け入れる気などさらさらない」と言ってのけたわけですが、民進党との統一会派結成は、小池氏の否定を意味します。


民進党の復権

保身で何が悪いの?希望の党への公認申請と歴史から見た考察 : なおきのブログ

大河ドラマを見ていて思うのは、戦国武将というのは「大義」や「恩」よりも「保身」で動くということ。特に今年の『おんな城主 直虎』は、保身シーンが冴えています。

naokis.doorblog.jp


2017年10月6日の記事では、民進党現職が右往左往しながら希望の党、立憲民主党、無所属と散り散りになっていく様を見て、真田や井伊などの戦国の小領主になぞらえて、保身のために大樹に寄るのはやむを得ないと述べました。


結局、希望の党は、選挙のための屋根でしかなく、小池氏の求心力がなくなった今、そこに残っていても意味がないわけです。


選挙前に民進党を飛び出し希望の党にいち早く合流した人たちもまた、力をそぎ落とされます。一方、民進党が散り散りになっていく中、潔く無所属で出馬した方々は復権することになります。それが誰であったのか、整理をしておきます。


率先して民進党を離党、または民進党から除籍になった希望の党所属議員
  • 細野豪志
  • 長島昭久
  • 笠浩史
  • 後藤祐一
  • 松原仁


潔く無所属で小選挙区を勝ち抜いた民進党議員(離党者も含む)
  • 安住淳
  • 金子恵美
  • 中村喜四郎
  • 福田昭夫
  • 野田佳彦
  • 江田憲司
  • 篠原孝
  • 中川正春
  • 岡田克也
  • 平野博文
  • 原口一博
  • 黒岩宇洋
  • 菊田真紀子
  • 広田一

注)黒岩・菊田は民進党を離党済み、広田は参議院(民進党)から衆議院(無所属)に鞍替え、他は民進党に党籍あり。


つまり、民進党と希望の党の統一会派結成は、細野に排除された野田・岡田が復権し、細野・長島・松原が脱落することを意味します。比例区の松原は党の方針に従わざるをえませんが、小選挙区で勝てる細野・長島は、党の方針になびく必要はありません。


このあたり起こり得るシナリオは、民進党による希望の党の吸収合併、細野・長島の再離党です。


民進党>希望の党


原動力

民進党復権の原動力は、なんといっても「資金」です。潤沢の蓄えのある民進党は、党のスタッフを雇えます。資金の手薄な希望の党は、党のスタッフを雇えません。


身もふたもない話ではありますが、かつての金権腐敗政治も一見クリーンな民進党も、「銭次第」、といことです。(追記 1月16日 0:35 am)


以上


読書日記人気ランキング



↓↓参考になったらクリック願います↓↓
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村