民進党と希望の党の逆転(民進党>希望の党) : なおきのブログ
今日(正確には昨日)、民進党と希望の党が統一会派結成のニュースが出ました。これは、民進党と希望の党の力関係が「民進党>希望の党」になったということでよろしいでしょうか?つまり、細野に排除された野田・岡田が復権し、細野・長島・松原が脱落することを意味します。
naokis.doorblog.jp
1月にもこんな記事を書きました。
そして昨晩、サプライズというより、滑稽なニュースが飛び込んできました。
なにこれ。ネタ? https://t.co/XoL81cAXBZ
— Naoki Sugiura (@naokis) March 30, 2018
民進党と希望の党が合併を発表 新党「新しい民主党」が4月に結党へ
— Share News Japan (@sharenewsjapan) March 29, 2018
→ネットの反応「0+0=0」「希望なんて無かった…」https://t.co/5xdjmq4g07
そこで、日経新聞の政党別支持率を基に、今衆議院議員選挙をしたら、何議席取れるかシミュレーションしてみました。
前提条件
政党支持率のうち、支持政党無し・未回答は無視し、有効回答数を母数とした支持率の比率を用いました。数字のみに着目していますので、個別の選挙区事情は考慮しません。
たとえば、日経新聞世論調査での自民党支持率は40%ですが、全政党の支持率の合計は64%につき、40/64*100=63ポイントと、支持政党のある人の中では自民党の支持率は63%あることになります。同様に計算すると、立憲民主党19%、公明党・共産党6%、民進党+希望の党5%、維新の会2%となります。
シミュレーション結果
衆議院定数465に対し、自民党が63%の議席を占めると、465*0.64=291となります。同様に、立憲民主党87、公明党・共産党29、民進党+希望の党22、維新の会7。なお、現有議席は会派別の議席数なので、必ずしも党別ではありません。
考察
なんだかんだといって、自民党の議席数は実力通りということになります。公明等もしかり。
そして、立憲民主党がしっかりと反自民の受け皿になっています。万年野党だったかつての社会党みたいですね。民進党・希望の党から弾き飛ばされて結党したという厳しい門出でしたが、その後の人気を考えると、議席数を増やすのも納得できます。
そして、立憲民主党の伸張に対し割を食うのが、民進党+希望の党です。小選挙区では、立憲民主党や共産党と選挙協力をしなければ、勝てないでしょう。その前に逃げ出す人たちが出てくるでしょうから、次の衆議院議員選挙前に消滅するか、たとえ残ったとしても議席大幅減になると予想します。
数字だけのシミュレーションであり、個別の選挙区事情等考慮していませんので、必ずしもこの通りになるとは限りませんが、遠からず、という気がしませんか。
おしまい。
追伸
民進党にあって希望の党に足りないもの。「お金」です。過去の記事を読み直して思い出しました。
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