Autophagy
パーキンソン病におけるオートファジー



10月3日、大隅良典東工大栄誉教授が、ノーベル生理学・医学賞を受賞されました。



ノーベル賞に関して書評を書くのは、昨年の大村先生のエバーメクチン、一昨年の赤坂先生の青色LEDノーベル平和賞のマララ・ユスフザイに続いて、3年連続4冊目となります。


ノーベル賞クラスの研究となると、さっぱりわかりません。「オートファジー」という言葉も、ノーベル賞受賞の報道で初めて知りました。大村先生、赤坂先生の場合は、すでに発見・発明のエピソードが本になっていましたので、読みました。「オートファジー」については、受賞時点で大隅先生の著書、大隅先生に関する本は出ておらず、入門書という点では、大隅先生門下の水島教授の本書のみとなります。


「オートファジーを知りたければ本書を読め!」ということになります。


<目次>
  • はじめに
  • 第1章 オートファジー、細胞内の大規模分解系
  • 第2章 酵母でブレークしたオートファジー研究
  • 第3章 自分を食べて飢餓に耐える
  • 第4章 細胞の性質を変えるためのオートファジー、発生と分化
  • 第5章 細胞内を浄化するオートファジー
  • 第6章 相手をねらいうちする「選択的オートふぁじ」
  • 第7章 免疫系でも活躍するオートファジー
  • 第8章 オートファジーの研究最前線
  • あとがき



つづき:【書評】『細胞が自分を食べる オートファジーの謎』その2(素人なりに図示してみた。)



関連書籍


最初は、水島先生の本しか気づかなかったのですが、「オートファジー」が何であるかを知った今、本書も街頭書になると思われます。「細胞の中の分子生物学」の中の大きなテーマの一つが「オートファジー」だからです。


池上彰が聞いてわかった生命のしくみ 東工大で生命科学を学ぶ
池上彰, 岩崎博史, 田口英樹, 大隅良典 / 朝日新聞出版 ( 2016-09-07 )


ものすごくタイミングが良すぎるのですが、受賞1ヶ月前に、朝日新聞から池上彰氏によるインタビュー本が出ていました。朝日新聞が、ノーベル賞受賞発表の数時間後には、オートファジーに関する記事を出しています。朝日新聞は、大隅氏のノーベル賞受賞を睨んで、オートファジーを追いかけていたということになります。



科学の今を読む―宇宙の謎からオートファジーまで
中村 秀生, 間宮 利夫 / 新日本出版社 ( 2016-11-28 )


こちらの本は、ノーベル賞受賞後の企画でしょう。たぶん、他にも出版されるでしょう。



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