「告白」


清原が嫌いだった。

しかし、この顔は・・・・。


強面だった清原の顔が消えた。

清原は重い鎧を脱いだ。


2つ年上の清原。

PL学園、西部ライオンズ

そして読売ジャイアンツ。


アンチ巨人の私にとって、

FA制度を悪用して

四番打者を買い集めた巨人が

嫌いだった。

そのおかげで、

私はプロ野球そのものへの関心を

急激に失った。


巨人に買われた一人が清原だった。

巨人に移籍後、成績が振るわないためか

清原の顔つきは険しくなっていった。

名実ともにヒール役だった。


しかし・・・


本書での告白。

孤独を吐露した清原。

あぁそうか、

君は孤独だったのか。


長島巨人軍で、

松井の活躍の陰で

悪者扱いされて。


さらに離婚。

息子たちとの別れ。

そして・・・逮捕。


1983年の夏

高校1年で突如現れた清原。

2つ上の清原の活躍がまぶしかった。

五回の甲子園出場、

二回の甲子園優勝。


1986年には西武ライオンズへ。

1年目に新人王、

2年目に日本シリーズ出場、

日本一一歩手前の残り1アウト、

グラウンド上で

巨人を率いる王監督の前で、

清原は泣いた。※


あの時の清原は純粋だった。

美しかった。


私は清原が嫌いだった。

しかし今、嫌う理由がなくなった。


顔はその人の内面を表す。

自分の弱さを受け入れ

鎧を脱いだ男の顔がそこにある。


見直した、とまではまだ言わない。

まだこれからだから。


そこから這い上がって来るのを

待っている。


以上


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※1987年日本シリーズ最終戦


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追記



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