<目次>
  • 第1章 ようこそ!ラテラルシンキングの世界へ
  • 第2章 ラテラルシンキングに必要な3つの力
  • 第3章 最小の力で最大の効果を出す
  • 第4章 相手の力を利用する
  • 第5章 異質なもの同士を組み合わせる
  • 第6章 先の先を読む
  • 第7章 ムダなものを捨てない
  • 第8章 マイナスをプラスに代える
  • 第9章 ラテラルシンキング力を試してみよう


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仕事関連の調べものとして、思考、言語、存在論(オントロジー)関連の書籍を読み漁っています。「思考」の本では、本書は非常に秀逸でした。


理詰めのロジカルシンキングでは、論理的に正しくてもアイデアが狭まっていってしまいます。アイデア発想、イノベーションには、常識や既成の考え方に囚われない広い範囲での思考が必要です。そういう点で、水平思考=ラテラルシンキングに依然から気になってはいたのですが、読んでみて合点が行きました。


ラテラルシンキングの3つの能力


ラテラルシンキングには3つの能力が欠かせません。


  • 疑う力
  • 抽象化する力
  • セレンディピティ


この本のエッセンスを私は仕事に活かそうとしているのですが、「疑う力」という表現は使いにくいので、次のように言い換えました。また同様に、一般的ではない「セレンディピティ」という言葉も言い換えました。


  • 取り払う
  • 抽象化
  • ひらめき


さらにこの3つを以下のように説明しました。


取り払う
  • 「無意識」にアクセスするスタンバイをする。
  • 常識・固定観念を取り払う。自分の思考の癖には気をつける。
  • 無の心境になる。リラックスする。景色を眺める。
抽象化
  • 探し物の抽象度を一つ上げてみる。
  • 例:乗用車→乗り物、携帯電話→携帯の電子機器
ひらめく
  • 抽象度を上げると広く見える。鳥の眼を得る。
  • 例:乗り物→電車・飛行機・船・自転車・スケボー・スノボー
  • 例:携帯電子機器→音楽プレイヤー・カメラ・時計・○○計


水平思考


本書に書かれていないこと


しかし、本書に書かれていないこともあります。

それは、どうやって疑う力を養うのか、常識や固定観念を取り払うのか、また、どうやって抽象化するか?という点です。これができてしまえば、ひらめくことはできるように思います。


端的に答えてしまえば、教養と経験に尽きると思います。明治大学の齋藤孝教授が読書を通じて精神の森を豊かにすることを説いているのは、このことでしょうし、坐禅やマインドフルネスも、このことでしょう。


関連書籍


Wikipediaによると、「ラテラルシンキング」はエドワード・デボノという方が1967年に提唱したとあります。



しかし、同じタイミングで思考関連の本ということで多湖輝氏の『頭の体操』シリーズのベスト本を読みました。この中に「立体思考」という考え方が出てきます。しかもこの『頭の体操』の初版は1966年です。当時、すでに「立体思考」という言葉を使っていたかどうかは不明ですが、いづれにせよ、ほぼ同じ時期に別々に世界のあっちとこっちで同じ思考方法を編み出したことになります。これも偶然であり、「共時性」といやつかもしれません。


頭の体操 BEST
多湖 輝
光文社 ( 2009-08-20 )
ISBN: 9784334975852

<目次>
  • まえがき
  • 1章 「立体思考」で発想の基礎力を作る
  • 2章 「飛躍思考」で不可能を可能にする
  • 3章 「論理思考」で謎の裏側を攻略する
  • 4章 「具体思考」で頭脳の活性化を図る
  • 5章 「短縮思考」で意外な解決法を探る
  • 6勝 「変換思考」で固定観念を打ち破る


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