ダイバーシティを考える上で、いくつかのものの見方を投げかけてみようと思います。ダイバーシティについて、専門知識があるわけではありませんので、間違った解釈もあるかもしれませんが、ご容赦ください。


本書は、日本国外では日本人のことをこんなにおかしなジョークにしているよ、という類の本なのですが、単に日本人だけを取り上げているだけでなく、いくつかほかの国の人たちも対比させています。


私が海外のITベンダーと交渉する役割を担っていた時のことです。相手はドイツ人でした。交渉できるほどにお互いが相手国の言葉を理解しているわけではありませんので、会話はもっぱら英語によってなされました。一緒に客先に行った帰りか何かで、有楽町ガード下の小汚い居酒屋で、生ビールを煽りながら、この本で書かれたジョークを持ちネタとして披露したところ、お互い腹を抱えて笑いました。


ある豪華客船が航海の最中に沈みだした。船長は乗客たちに速やかに船から脱出して海に飛び込むように、指示しなければならなかった。

船長は、それぞれの外国人にこう言った。

アメリカ人には「飛び込めばあなたは英雄ですよ」

イギリス人には「飛び込めばあなたは紳士です。」

さて、この本ではこの後に、ドイツ人、イタリア人、フランス人、そして日本人が出てきます。それぞれの国の人たちをもっとも飛び込むことを動機づける言葉はなんでしょうか?


さて、私が交渉していたドイツ人とは、腹を抱えて笑い合えるほど、非常にいい人間関係ができました。笑い合えるというということは、人間関係を円滑にします。


笑い合えることは、異なる人種、異なる性別、異なる世代、異なる価値観、ダイバーシティ(多様性)を超えて共感できることであり、ダイバーシティが生み出すさまざまな問題に対するひとつの処方箋ではないかと思います。


つづく・・・



<目次>

第1章 ハイテク国家像~クルマからアイボまで

第2章 お金もちの国~バブルそして崩壊へ

第3章 勤勉な人々~会社人間・カロウシ

第4章 日本人的アイデンティティ~集団行動・笑わないなど

第5章 神秘の国ニッポン~風習・宗教・衣住食ななど

第6章 歴史・政治・外交~アメリカ&中国との関係

第7章 世界で活躍する日本人アスリートたち~スモウからイチローまで

第8章 新たなるニッポン像~世界を席巻する日本のマンガ&アニメ  



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image from woodleywonderworks under license of CC BY 2.0



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