落語の口演
photo credit : vera46 via Wikipedia



<目次>
  • まえがき
  • 第一章 大人の友情
  • 第二章 ご近所の交際術
  • 第三章 会社の人間関係
  • 第四章 男女のいろいろ
  • 第五章 大人の喧嘩術
  • 第六章 大人の謝罪術
  • 第七章 お金のお話


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立川談春の『赤めだか』を読み、落語に魅せられ、落語観覧デビューを果たした2016年。落語というのは、ビジネス、人生の教科書と思っていた矢先、まさに落語をベースにした大人の教科書が出版されました。


本書は、30代後半のサラリーマンを主人公としたドラマ仕立てになっています。全部で7章・30のショートストーリーになっています。会社の出来事、近所の出来事、家庭内での出来事、部下の恋愛事情、ご近所トラブルなどなど。まぁ、よくある話です。


そして、こうした様々な人間関係や人間関係にまつわるトラブルは、多くの場合、すでに落語の演目になっているケースが多く、30のショートストーリーに対応する落語の演目が紹介されています。ざっとリストアップすると・・・


大人の友情 『笠碁』、『酢豆腐』、『長短』、『寛永三馬術』、『粗忽長屋』
ご近所の交際術  『二番煎じ』、『粗忽の釘』、『小言幸兵衛』、『佃祭』、『風呂敷』
会社の人間関係  『愛宕山』、『不動坊』、『長短槍試合』、『引越しの夢』
男女のいろいろ 『宮戸川』、『豊志賀』、『紙入れ』、『代り目』
大人の喧嘩術 『三方一両損』、『胴乱の幸助』、『赤穂義士伝~刃傷松乃廊下』、『清水次郎長伝』
大人の謝罪術 『猿後家』、『出来心』、『文七元結』、『柳田格之進』
お金のお話 『掛取萬歳』、『花見酒』、『ねずみア穴』、『持参金』


最後の『持参金』。割と有名な話ではないでしょうか。


男が友人から10両を借りる。ところがその友人が、急に金が入用になったので今日中に返せと言う。そんな急に返せと言われても返せるものではない。そこへ大家から嫁を世話しようと持ちかけられる。なんでも不細工でしかも妊娠しているとか。だが、持参金として10両がついてくるという。


迷う男。借金を返済すべく不細工を取るかべきか・・・


実は妊娠させたのは、その友人だった。結果、男は女と結婚するのだが、10両は一周ぐるりと回っただけで、実際金銭のやり取りはなし。めでたしめでたし・・・・っておい!



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