旧国立競技場
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2520億円の新国立競技場案について、7月14日に、もう終わったと投稿しました。そしてその3日後に、安倍総理が白紙撤回する旨を表明しました。
安倍総理の白紙撤回表明の前日、THE HUFFINGTON POSTの伊藤大地氏が、新国立競技場案の記事を投稿していました。共感した部分を引用します。
僕が提唱しているのが、旧国立競技場の復元です。
それによって、先人たちの遺産、レガシーの共有ができる。旧国立競技場の図面は残っているんだから、DNAでマンモスを再生するように、今の技術で作ればいいんです。
現実的に考えたら、これが一番早いんです。
(中略)
旧国立競技場は、派手さはないけど、機能性とシンプルを突き詰めた大傑作です。本来日本人が持っている文化の一つと言ってもいい。漆の器とか日本刀とかと同じように、本質を突き詰めた美。それくらい、建築物として「完成形」だったんです。
100%賛成です。理由は三つ。
- 完成までに一番早いこと。
- ムダのない機能的な美しさ。
- 日本人の美意識であるMOTTAINAIを体現。
伊勢神宮を美しいと感じる日本人には、分かる。
オリンピック開催時の訪日外国人には分からないかもしれない。
しかし、現代の文明社会は、これ以上ムダがあってはいけない。
そのメッセージを世界に発信できます。
下村文部科学大臣、舛添東京都知事、世界の安藤忠雄氏、どうかこれでお願いします。
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