2か月前、「人を見る目」を活かすことについて述べた。

今日は「強みを活かす」ことについて述べる。


企業のマネジメントにおいて、

人の強みを活かすことは大切。

人の弱みにフォーカスし、そこを改善させるよりも

人の強みにフォーカスしたほうが、その人はハッピーになる。


(ここからはフィクションです。)

今日、ある年長者にこう言った。

あなたの強みは顧客を掴む能力と、

チャンスを見極める目利き能力です。


あなたの弱みは、事務処理能力、

我田引水なところがある点、

部下の仕事を忘れて、別の人の仕事について聞くこと。


弱みに囚われた仕事は

自分も周囲も不幸になります。

強みを活かした仕事をしてくださいと。

(フィクションはここまで)


リンダ・グラットンとアンドリュー・スコットは

これからの人生で必要な無形資産として

「変身資産」を挙げている。

その第一歩が「自分についての知識」であると言う。

つまり「強み」である。


ケン・ロビンソンは、

自分が夢中になれるものを、

「エレメント」と呼んでいる。

「エレメント」を見つけること

「エレメント」に集中することを説く。

つまり「強み」である。


ダニエル・ピンクは、

内発的動機の大切さを説く。

そこで大切なのが「自己マスタリー」という概念。

「マスタリー」というのは熟達という意味。

何を熟達するのか?を説く。

つまり「強み」である。


田坂広志は、強みとなる専門領域には

「テーマ」と「メソッド」があると言う。

「テーマ」とは、医者な医学の知識と経験、

会計士なら会計の知識と経験のこと。

それに対し、「メソッド」とは、

プロジェクトマネジメント能力や

交渉力・調整力

関係構築能力など。

若いころは「テーマ」に集中すればよいが、

年齢が上がれば、「メソッド」にも磨きがかかる。

いずれにせよ、「強み」は何かということである。

「テーマ」より「メソッド」のほうが見つけにくいのかもしれない。


ピーター・ドラッカーもまた、

「何によって記憶されたいか」を説く。

つまり「強み」である。


人に嫌われてもいい。

「弱み」より「強み」にフォーカスしよう。

人の「強み」を見つけ

人の「強み」を延ばすよう

後押ししよう。


なお、この記事を書くにあたり

「強みを活かす」という記事を検索したところ、

Chikirinの日記が出てきた。

「自分の強みを活かすというアホらしい発想」と。


おっと、そのまま鵜呑みにしたら危ない。


自分が面白いと思うこと、世の中に求められていることをやれと言う。

けど、自分の夢を追いかけて夢やぶれるアーティストはたくさんいるし、

世の中に求められている低賃金の仕事もたくさんある。


自分が一番面白いと思うことでも稼げないと意味がない。

いくつかの面白いことの中からできることを選んだほうがいい。

もしくは、いくつかのできることの中から一番面白いと思うものを選ぶ。

そのほうが現実的。


Chikirinの日記はほとんど読まないけど

彼女のこの主張を理解するには、それなりの読解力が要る。

字面だけ理解してその通りに真似ると失敗する。

Chikirinの日記を鵜呑みにするのはやめたほうがいい。


強みを活かす


関連書籍


「強み」を活かすことの大切さは、これらの本の重要テーマになっています。


LIFE SHIFT(ライフ・シフト)
リンダ グラットン, アンドリュー スコット
東洋経済新報社 ( 2016-10-21 )
ISBN: 9784492533871


才能を引き出すエレメントの法則
ケン・ロビンソン, ルー・アロニカ
祥伝社 ( 2009-07-28 )
ISBN: 9784396650445


ケン・ロビンソンは、TEDで最多再生回数を獲得した喋り手。





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