本書を読みますと、「文豪」と書いて「ぶんごう」と読みますが、実は「せいごう」とも読むのではないかという気がします。、あるいは「性豪」と書いて、「ぶんごう」と読むのかもしれません。明治・大正・昭和の文豪たちは、たいへんな好色家でもありました。


ここで登場する文豪たちは、石川啄木、川端康成、森鷗外、徳富蘆花、瀬戸内晴美(寂聴)、伊藤整、永井荷風、島崎藤村、斎藤茂吉、ここまでが前半で、ここまで読み終わりました。


愛妻家の石川啄木は、ローマ字日記を書きました。風俗通いを赤裸々に英語で綴ったのは、愛妻に読まれぬためです。徳富蘆花と永井荷風は、交合した女性たちの名前・容姿・具合などを、手帳に記しました。アメリカ、つづいてフランスに留学した永井荷風は、現地で何をしていたことやら。かの島崎藤村は姪を妊娠させた上で、フランスへ逃亡。へたれ男、ここに極まれり。


52歳の老境に差し掛かった斎藤茂吉は、24歳の女をストーカーまがいのことまでして追いかけ、手籠めにしますが、没後、その女への手紙が暴露されます。伊藤整翻訳で発禁本となった『チャタレイ夫人の恋人』。問題箇所が削除されてしまったため、何が卑猥で問題だったのか明らかにならぬまま時が過ぎ、1996年になってようやく完訳版が出たとのことです。


さて、前半の9名の中から変態MVP候補を1名選びたいと思います。へたれぶりが際立った、島崎藤村をノミネートします。次点は、ストーカー行為を働いた斎藤茂吉ということで。


では、これから後半戦へ突入。


つづき:【書評】『性に取り憑かれた文豪たち』~失神・二次元萌え・ヘタレ作家たち : なおきのブログ


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この『新生』で、姪を妊娠させた経緯を告白し、世間から顰蹙を買ったようです。一体、どこまであなたはへたれなのでしょうか?そのへたれっぷりが、ちょっぴりうらやましいです。



島崎藤村
image via 島崎藤村 - Wikipedia (license:CC0)



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