<目次>
  • はじめに
  • 第1章 増えるソロで生きる人たち
  • 第2章 ソロで生きる人々を許さない社会
  • 第3章 男たちは嫌婚になったのか
  • 第4章 結婚してもソロに戻る人たち
  • 第5章 ソロたちの消費
  • 第6章 ソロ社会の未来


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本書は非婚※の話かと思ったのですが、そうではありませんでした。既婚者でさえも、離別・死別により、独身に戻る可能性があります。高齢者人口の増加に伴い、夫婦のいづれかが先に亡くなるケースが多い以上、高齢独身者もまた増えます。


※未婚は、離別・死別して現在婚姻関係のない状態も指しますが、非婚は一度も婚姻関係になったことのない人を指します。


目次に沿って述べると、第1章では独身者全体の増加を論じます。第2章では、非婚がネガティブに受け止められる日本の世相を論じます。第3章は婚姻率が下がった原因です。男が結婚しないのは「自分のために金を使いたい」ため、女の男選びの基準は「経済的安定」。「身も蓋もない言い方」をすれば、男も女も「金」次第です。


そして第4章は、離別・死別による独身回帰を扱います。熟年離婚がささやかれ始めて幾年も経ちますが、男が「かまってちゃん」なのに対し、女はドライです。女側が別れたい理由は、表面上はともかく真の理由はやはり「金」というのが著者の分析です。財産有無だけでなく、現役で稼げるか、経済的以外にも頼りになるかがポイントです。仕事を引退して家でゴロゴロされ、旦那の相手をさせられてはたまったものではありません。


世の男性のみなさん、熟年離婚を割けるためにも、仕事以外の人間関係の構築、仕事以外のお役立ち等、ライフシフトを実践しましょう。


第5章は、ちょこっとだけ、独身者向けマーケティングの話。マーケティングといえば、女性ターゲットのことが多いようですが、これだけ独身男性が多いのだから、独身男性向けの商品やサービスも開発しようよ、というお話。手料理を作る技能を持った人(死別して独身に戻ったおばあちゃん)とたまには手料理を食べたい人(独身男性のことが多い)をマッチングさせる仕組みはいいなぁと思いました。


第6章は、独身者が増えても明るい未来にしようぜというお話。


好もうが好まざるが、寿命延長・婚姻率低下・離婚率上昇・死別増加により、人生の中で独身である時間の割合が長くなります。その肝は、自立心と多様な人間関係です。多様な人間関係が、家族以外の人生におけるセーフティネットを持つことにも繋がります。


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credit : Porapak Apichodilok via pexels.com (license : CC0)


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LIFE SHIFT(ライフ・シフト)
リンダ グラットン, アンドリュー スコット
東洋経済新報社 ( 2016-10-21 )
ISBN: 9784492533871



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