財政破綻
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<目次>
  • はじめに
  • 第1部 国債暴落は本当に起こるのか?
    • 誰もが知りたい40の質問にズバリ答える。
  • 第2部 今すぐに長期の株式投資を始めよう
    • 資産を守り育てる実践ノウハウはこれだ!
    • 第1章 インフレとデフレを繰り返す世界(株式投資ってインフレの時だけ?)
    • 第2章 長期投資ってそもそもなんだ?
    • 第3章 長期投資のリアルな体験談
    • 第4章 日本固有の社会問題と世界の課題について
    • 第5章 長期投資で豊かな老後、豊かな日本
  • おわりに


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昨年度より、日本の財政破綻を評した本が増えました。気になった本はいくつか読んでいます(文末参照)。そして、すべての本に共通しているのは、財政破綻は、金利上昇、国債暴落、日本円暴落という形で訪れるということです。日本円の暴落の結果、食料危機、さらにはエネルギー危機も起り得ます。


本書では、財政破綻はもはや避けられない所与のものとし、いかに資産防衛するかを論じます。そして、その解は、長期の株式投資が良いとのことです。


その根拠として、たとえ国が財政破綻しようとも、人々の生活が突然なくなるわけではないことを挙げています。であれば、生活必需品を供給する企業にとって、需要が突然なくなるわけではありません。もちろん、日本円暴落ということになれば、原材料の調達コストが暴騰します。しかし、オイルショックや戦後のハイパーインフレなどの経済危機を、企業が乗り越えてきているのも事実です。東日本大震災でもそうでした。


そういう企業は、ありとあらゆる努力をして、生活者の生活を守ろうとします。だから、人々の生活に必要な企業はなくならない。


もちろん、本書の著者は、長期投資専門の投資信託であるさわかみ投信の創業者、澤上篤人氏。自社の宣伝であることは、少し割り引いて見る必要はありますが、生活に必要な企業を長期的視点で投資するという考えは、間違いないでしょう。これは、世界一の投資家、ウォーレン・バフェットなども取っている方法なのですから。読書日記人気ランキング


どんなに過酷な時代環境にあっても、人々の生活はなくなりっこない。毎日の生活を支える企業のビジネス活動も、一時として止まることはない。

生活者と企業とは紙の表裏みたいに、切っても切れない関係にある。そして、その両面でもって、経済のほとんどができているのだ。

(中略)

生活者にとって、なくなっては困る企業を応援するのが長期投資であり、株式投資の本来の姿である。生活者と企業とのつながりをトコトン重視し、そこから一歩も離れずに財産づくりを進めていくのだ。それが、長い目では一番安全で確実な利殖となる。 (P17)


財政破綻を論じた本と書評

世紀の空売り
マイケル・ルイス
文藝春秋 ( 2010-09-14 )
ISBN: 9784163730905






財政破綻に備える 今なすべきこと (ディスカヴァー携書)
古川元久
ディスカヴァー・トゥエンティワン ( 2015-06-18 )
ISBN: 9784799315774


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