『週刊ダイヤモンド「読書」を極める!』




先週、思わず買ってしまいました。週刊ダイヤモンドは、たまに良質な特集を組みます。


特集の『「読書」を極める!』の目次を抜き出します。

雑誌は、全部を読むものではありませんが、読んだ箇所に〇をつけ、ピックアップします。


闘う書店、使い倒せる図書館の歩き方

「読書」を極める!

成毛眞と本を買いに 〇


【Part 1】知性を磨く読書術

佐藤 優(作家・元外務省主任分析官)インタビュー 〇

どう選び、どう読むか 哲人たちの読書術

野口悠紀雄(早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問)

出口治明(ライフネット生命保険会長兼CEO)

小宮一慶(小宮コンサルタンツ代表)

池内 恵(東京大学先端科学技術研究センター准教授)

市川真人(早稲田大学文学学術院准教授)

【Column】 要約サイトにダイジェスト ネット時代の新・読書情報

齋藤 孝(明治大学教授)インタビュー

上意下達型か 情報共有型か 『ブックガイド』のガイド

『火花』で芥川賞が復権か 売れてなんぼの文学賞裏事情

【Column】 まずはスマホで使ってみる 手軽に始める電子書籍


【Part 2】「新しい図書館」戦争

図書館を核にしたまちづくり “TSUTAYA流”の限界 〇

【Column】 貴重な情報を収集し続ける 専門図書館という“別世界”

図書館アンケート

全国に広がる 新しい図書館 〇

人が集まる「サードプレイス」図書館


【Part 3】出版不況と闘う書店

紀伊國屋書店が破った“掟” 出版流通はどう変わる?〇

高井昌史(紀伊國屋書店社長)インタビュー

【Column】 著作権の保護20年間延長へ TPPで「青空文庫」大打撃

一度は行きたい! 全国・“哲学”ある書店

【Column】 買い取り方針を大幅に変更 ブックオフの深刻な舞台裏

【Column】 本棚で人を動かす仕事 ブックコーディネーター


成毛眞と本を買いに


時間がある時は、まずは書店の奥まで行き、そこから入り口へ戻るように棚を見ていくとのこと。よさげな本をピックアップしていき、最後に入り口近くの新刊コーナー・話題の本のコーナーで答え合わせ。選書眼を確認しているとのことです。


日本最大の書評サイトHONZ代表の成毛眞氏。実はですね、このブログを始めたきっかけは、HONZの前身の「本のキュレーター勉強会」に申し込んだことがきっかけなのですよ。



ということもあり、成毛氏の本は、時々読むようにしており、当ブログでも2度、書評を取り上げています。



成毛氏との出会いとなった本。非常に衝撃を受けた。この本に出会うのが遅すぎた。Amazonレビューで酷評ばかりなのだけど、残念ながら、読みこなした上でレビューを書いている人が少ない。この本を評価するには、ある程度読書していないと成毛氏の真意が伝わらない。


佐藤 優(作家・元外務省主任分析官)インタビュー


佐藤優氏の本も、時々読んでいます。当ブログでも書評を1つ書いています。



外交の一線でイスラエルやロシアと対峙していた方ということもあり、「インテリジェンス」のあり方には、私は彼に一目を置いています。そんな佐藤氏が「反知性主義」に陥らないよう、警鐘を鳴らします。反知性主義とは何かというと、本書から引用します。

反知性主義とは「実証性や客観性を軽視もしくは無視して、自分が欲するように世界を理解する態度」のことを指します。


別の言い方をすれば「思考停止」でしょうか。分かりやすい例で言えば、反原発運動、戦争法案反対論、普天間基地異説反対論が、反知性です。


手嶋龍一氏との「インテリジェンス論」がよかった。


【Part 2】「新しい図書館」戦争


昨今話題の海老名図書館。TSUTAYAに運営を任せたら、碌な選書をしないし、運営費は2倍になるしと問題続出。武雄図書館が話題になった時、最初はいいな、と思ったのですが、CCCの杜撰な運営、自社利益の誘導の姿勢を見るにつけ、今は反対の気持ちが強くなりました。そもそも、CCCという会社自体に気持ち悪さを感じており、Tポイントカードなるものを一切私は所持しておりません。


もう一つ気になった図書館が、こちら。



基本的に、わざわざ遠方の図書館に行くこともないのですが、JR中央線の武蔵境駅前という立地のよさから、行ってみてもよいかな、という気になります。


紀伊國屋書店が破った“掟” 出版流通はどう変わる?


紀伊國屋が取次を介さず、出版社から直接村上春樹氏の本を全量買い取る件についての話です。


ノンフィクション作家の佐野眞一氏が2001年出版の『だれが「本」を殺すのか』で、日本の本の流通の問題を指摘しています。当時、既に台頭してきたブックオフのようは中古本書店、セブンイレブンなどのコンビニ、そして新興勢力のAmazonのようなECサイト、電子書籍といった新しい流通が問題なのではなく、出版社と書店が取次制度と再販制度に甘えた結果、自立心を失い、出版業と書店業は衰退したことを鋭く分析しています。


書店大手の一角を占める紀伊國屋が、取次制度・再販制度を否定した取り組みには期待したいと思います。


だれが「本」を殺すのか
佐野 眞一
プレジデント社 ( 2001-02 )
ISBN: 9784833417167



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