<目次>
  • まえがき
  • CHAPTER01 指導の前に
  • CHAPTER02 3~6歳(第1次ゴールデンエイジ)の指導法
  • CHAPTER03 9~12歳(第2次ゴールデンエイジ)の指導法
  • CHAPTER04 指導者としての心構え
  • CHAPTER05 メンタル・コーチング活用術
  • CHAPTER06 わが子を超一流にするために
  • あとがき


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著者は北海道日本ハムファイターズの白井一幸コーチ。最近のプロ野球事情に疎いため、よく存じ上げなかったのですが、人材育成会社のアチーブメントの方から教わったことから知りました。白井氏はアチーブメントの選択理論の研修の受講生とのことです。


企業の管理職向けに研修を企画しようとすると、「そんなことは分かっている。できているから不要だ」と反対されるか、反対されなくても積極的には賛成されません。そりゃそうですよね。「あなたはできていません」ていうことですから。ですので、座学の研修ではなく、著名人を招聘したセミナーという形を取れば、聞いてもらえるのではないかと考えています。


その候補として考えたのが白井氏。だけどあいにく、今シーズンが始まってしまいましたので、もし白井氏にお願いしようとした場合、シーズン終了後の12月を待たねばなりません。待ってもいられないので、まずは著書を読みました。



選択理論


白井氏が学んだとされる「選択理論」。説明の仕方を間違えるといけませんので、この商標を登録したアチーブメント株式会社の定義をそのまま引用します。


選択理論は、すべての行動は自らの選択であると考える心理学です。

行動を選択できるのは自分だけなので、他人に行動を直接選択させることはできません。

そのため、問題が発生した時には、相手を受け入れ、交渉することで解決します。

その結果、良好な人間関係を築くことができます。


選択理論を修得した白井コーチは、なんとおっしゃっているのでしょうか?本書は、子どもにスポーツをさせたい親向けの子育て本ですが、子育ては企業内の人材育成と読み替えても同じことが言えます。


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本書の要点


本書の要点をいくつか抜き出してみます。


叱るのではなく励ます

叱るというのは、親が子どもをコントロールしようとする行動です。子どもの自発性・主体性を育むことにはなりません。それに対し、励ました結果、子どもが次の行動に移すかどうかは、子どもが決める問題です。


苦手意識を抱かせない

苦手意識を抱かせてしまうと、自ら行動しなくなってしまいます。

たとえまわりよりも体力的に、技術的に劣っていても気にすることはありません。大切なのは、そこで劣等感や苦手意識を抱かせないことです。 (P82)


親がコミットする。

キャッチボールを継続すると決めるのは親。子どもに宿題をさせようとするのなら、子どもに宿題をしなさいと言うのではなく、子どもの宿題に付き合うことを親がコミットする必要があるということになります。

ここで「自己指示の確認書」が必要なのは親。つまり、自分の子どもの目標を、自分の目標へと変換してみるのです。 (P26)


「負けず嫌い」を育てる

上で、劣っていても気にする必要はないと言っていますが、かといって負けることを容認しているわけではありません。大切なのは、負けたら「悔しい」という思いをしっかりとさせること。本当に悔しい時は、泣くこともあるでしょう。


幸いなことに、私の長女は大変な負けず嫌いにでした。3月生まれということもあり幼少のころはハンディを背負っていました。水泳教室で同級生より進級が遅れると、そのことが悔しくて悔しくて、自分から週1ではなく週2通うと言い出しました。結果的に、同級生を一気に追い抜きました。この負けず嫌いの性格がその後も中学受験、大学受験で功を奏していると思います。


「人を見抜く」

指導者は観察眼が必要だとしています。これは企業においても同じことが言えます。「適材適所」と言うのはたやすいですが、できているは限りません。


チームの勝利に貢献できる準備ができている人間を起用することが大事なのです。 (P112)



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親子キャッチボール
credit : acworks via ac-illust.com (利用規約)



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