ある方から、読書会を催したいという相談を受けました。お互い忙しくて、あまり突っ込んだ話ができていませんので、読書会がベストな解かは分かりません。聞く限りでは、読書習慣のない人に読書習慣を持たせたいようす。


私の答えは、人の習慣を変えることができるのは自分だけなので、読書習慣を身につけるためには、その人たちが、読書が必要だと自覚する必要があります。その解が読書会なのかどうかはよくわかりません。もし、これから読書習慣をつけたいと前向きに考えている人がいたら、たぶん私はこの質問をすると思います。


読書で最も大切なことってなんでしょうか?


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image via pexels.com (license: CC0)



それは「アウトプット」


なぜなら、人はインプットしたことは忘れますが、アウトプットしたことは覚えているからです。読書記録をつける、書評を書く、読書会で読了した本を紹介する、こうしたことがアウトプットです。



読書会は、確かに読書の効果を高めるのに有効でしょう。ただ、万能ではありません。それは、全てのコミュニティ活動に共通なのですが、そこには利他の精神が必要ですし、レベル感の一致が必要だからです。


私が参加している朝活読書サロンは、私とレベル感が一致しています。お互い尊敬しあえる読書家が集っているから、私にも参加する意義があります。しかし、レベル感が不一致の場合、つまり、労力の割に得られるものが少ない場合は、参加意欲が減衰するでしょう。逆に、こちらのレベルが低すぎた場合は、相手が私から遠のいていくでしょう。


ある程度読書をしている人であれば、レベル感は見抜けますが、あまり読書をしていない人は、残念ながら、このレベル感すら把握できないと思います。




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