学校を支えるPTA・同窓会・後援会


次女の学校でPTA理事を務めていることもあり、学校の周年行事に参加いたしました。


長女の学校で4年、長男の学校で5年、そして今年次女の学校で1年目。のべ10年目になりますが、途中1年重複期間があるので、都合9年目となる今年のPTA活動。


PTAの必要性有無について、世間全般ではいろいろ意見が分かれます。私の場合、私立中高一貫校でのPTA経験しかありませんので、私立中高一貫校のみに限定すると、PTAはなくてはなりません。理由は後ほど述べます。そんなこともあり、9年のPTA活動を通じて、PTAが学校を支えている面もあるという自負があったのですが、実はそれ以上に多くの方々が支えていることに気づきました。


端的に表すと上図のとおりなのですが、この絵では表しきれない数多くの関係者の方々がおられます。周年行事の懇親会は、大人だけの場です。それぞれの方がそれぞれの想いを抱いてこの場に集っていることに胸が熱くなりました。


特に大きな存在は後援会です。PTAの同窓会的な存在です。PTA活動をされてきて、子の卒業とともにPTA活動も卒業された方々には、PTAロスがあるのでしょう。学校と関与する場が提供されることで、学校を支える一翼を担っていただけているのだと思います。


PTAがなくてはならない理由


3校経験してみて、大きく分けて3つあります。


理由1:部活動関連の費用の多くはPTA会費から出ている。

設備費・備品費・遠征費・先生の指導料等。学校によってPTAが支援している費目が異なります。PTA総会の決算・予算を見れば、支出項目で一番多いのは部活動関連です。


私学でも、学校設備は公的助成で成り立っている部分もありますが、部活動は必須項目ではないため、公的補助はありません。また、課外活動をしても先生に残業代が出るわけではありません。PTAが補填しているケースもあります。部活動存続には、PTAから支援が必要です。


理由2:私学助成の陳情のため。

私学助成の陳情のため。こちらはほとんどの人が知らないと思うのですが、都道府県からそれなりに助成金が出ています。以下の記事は2014年に調べて数字です。私学助成を得続けるためにも、PTAが必要です。私学助成を失えば、東京都の場合、平均37万円、授業料が上がることになります。




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