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今日、東大の中原先生がこの記事を書かれていました。
そして偶然にも、昨日から今日にかけて、
同じことを考えていましたので、
タイトルを拝借することにしました。
すでに過去のことであり、時効ですが。
私に人事権があったわけではなく
私自身に責任があったわけでもありません。
私がかつて一緒に働いた後輩のAさん。
2年前に会社を去りました。
こんなクソ会社と叩きつけて。
なぜ彼がそのような言葉を吐いたのか、
私は彼の心境が痛いほどよく分かります。
その責任は、彼の元上司Bさんにありました。
Bさんの無謀な計画である事業は失敗・撤退し、
その事業に関わるAさんの部下もリストラされました。
それが7~8年前のことでした。
Aさんは、その後も会社に残りましたが、
どこか精細を欠き、愚痴っぽくなってたように記憶しています。
そして、2年前、会社を去りました。
そして、昨日判明したことは、Aさんの職業観が
だいぶ歪んでしまっていたことです。
おそらく転職先でも、苦労しているでしょう。
Aさんを失ったということだけでなく
Aさんを一人前に育て上げられなかった。
そのことが残念でなりません。
名選手は名監督とは限りません。
たとえ個人のパフォーマンスがよくても、
人を育てる気持ちも能力もない人間が
上に立つべきではありません。
こんなバカなことは起こしてはいけないし
起こさせてはいけない。
人を育てること。
それは会社のためだけでなく
世のため人のためです。
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