地元の小学校が今年度初の学校公開を実施しました。当ブログ開設以来、学校公開日についても言及しています。ある意味、学校公開日の定点観測になります。
ソーシャルディスタンス
まず、私の子どもが通う小学校では通常、4月・5月・8月・3月を除く年間8回、第二土曜日の登校日が学校公開日を設定しています。2020年度は4-5月学校を閉鎖していた余波で、夏休みが短縮され、土曜日授業も3時間ではなく6時間に設定されました。ですので給食も出ます。
コロナウイルス感染症予防の観点で密になるのを避けるべく、隔年毎に1・3・5年生は2限目と3限目、2・4・6年生は4限目・5限目のみと限定し、保護者の教室への入室は禁止し、廊下からのみの参観です。
通常ですと、1年生保護者の参加率は過半数から2/3ぐらい、6年生保護者は1人から数人程度でした。時間帯が異なったため1年生保護者の参加率は伺い知れませんが、6年生は少ないクラスでも6人、多い時は15人の参観がありました。良くも悪くも、保護者は学校から遠ざけられたことで学校に関心が行きました。
小学六年生の授業内容
小学六年生の授業は、道徳と学活でした。道徳は「世界人権宣言」。「世界人権宣言」の文言が道徳教科書に記載されています。「人権」という言葉を知っている子どもは半分ぐらい。学活は、クラス目標の設定でした。
創作活動の展示物
廊下には各学年・各クラスの創作物が貼りだされ、今は俳句と夏休みの絵の作品です。俳句について、全ての学年で季節単位で詠みます。コロナの時代を反映し、部屋でこもっている姿やソーシャルディスタンスの様相を歌っているものもあります。絵の作品は野菜・果物の創作画です。トマトの断面図の絵が光っていました。
防災訓練
毎年9月の学校公開日は防災訓練を兼ね、保護者が子どもをピックアップします。密になるのを避けるため、保護者は校門前でしばらく待ったのち、教室で子どもをピックアップしました。
まずは、学校公開日が再開し、一歩正常化へ前進して何よりです。
学校公開日に関するブログ記事
2011年度
2013年度
2014年度
- 教育を当たり前のものと思ってはならない。(10月13日)
- 学習発表会~子どもの創造力から学ぶこと(11月29日)
- 学校公開日~小学三年生の家庭科~お父さんたちも参加しようよというお話(12月12日)
- 学校公開日~小学六年生の国語~『クラムボンはかぷかぷわらったよ。』~宮沢賢治の不思議な世界と生きること(12月12日)
2015年度
- 学校公開日・PTA総会(5月22日・5月23日)
- 合唱コンクールに参加してみた(6月12日)
- 中学校の学校公開日~コンピュータサイエンスへの道(6月20日)
- 今日のあれこれ:学校公開日・・・(7月11日)
- 学校公開日・『おおきなかぶ』・水道の話・・・(9月12日)
- 学校公開日~小学四年生・水道キャラバン(10月10日)
- 学校公開日(11月14日)引算・百人一首・琴・マインドマップ(11月14日)
- 作品展覧会2015(12月12日)
- 【学校公開日】子どもたちの百人一首大会を観戦&参戦?「頭がいい」とはどういうことか?(1月9日)
2016年度
2017年度
- アフリカの現実を撮る写真家・桜木奈央子さん~学校公開日(6月10日)
- 「貧困の再生産」などない~学校公開日を見て分かること(9月9日)
- 【学校公開日】父親と学校社会との関係性の考察(10月14日)
- 【学校公開日】アクティブラーニングを採り入れた作品展覧会(12月9日)
- 【学校公開日】映画と音楽によるアフリカの子どもたちとの交流(1月13日)
2018年度
- 三女の授業参観(5月8日)
- 次女の授業参観(5月18日)
- 合唱コンクール『Santa Lucia』
- 【学校公開日】地震雷火事親爺(9月8日)
- 【学校公開日】アクティブラーニング(9月12日)
- 【学校公開日】職業・俳句(11月10日)
- 【学校公開日】書初め・今年の一文字・大人の参加(1月12日) : なおきのブログ
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