本日(12月9日)は小学校の作品展覧会でした。この小学校では、作品展覧会と学習発表会を交互に開催します。今年は作品展覧会の年です。小学六年生の娘の場合は、二年・四年・六年の時は作品展覧会、一年・三年・五年の時は学習発表会(ごんぎつねなどの寸劇)が開催されました。



アクティブラーニング

こうしてブログで記録を取り続けていくと、時代とともに変化していることに気づきます。今年はアクティブラーニングを採り入れたことが大きな特徴です。


  • 児童同士でフィードバックコメントを行う。そのコメントを公開する。
  • 小学六年生の児童を「ジュニア学芸員」に任命し、来場者に学芸員の立場として説明させる。


フィードバックコメント

アクティブラーニング フィードバックコメント


児童をジュニア学芸員に任命

小学一年生の展示


小学一年生の展示では、六年生の娘が学芸員を担っていました。我が娘も、他のジュニア学芸員の子どもたちも、説明内容を「暗唱」しているわけですが、重要なのはそこではありません。大切なのは「問い」です。答えやすいYES/NOではなく、5W1Hのオープンクエスチョンです。私は子どもたちに問いました。


  • これらの中であなたの一番お気に入りの作品は何か?
  • それには何が描かれているのか?
  • なぜ、それを気に入ったのか?


以前読んだ『学力をのばす美術鑑賞』では、美術教育は、創作だけでなく鑑賞することの大切さを説きます。


【書評】『学力をのばす美術鑑賞』~創作だけでなく鑑賞に力点を置いた美術教育が「問う」力を養う : なおきのブログ

「創作」ではなく「鑑賞」に焦点を当てた美術教育の本です。従来、美術教育は、どちらかというと「創作」に重きをおいたものでしたが、本書では「鑑賞」に重きを置きます。美術鑑賞教育における要諦は「問い」です。人は、説明されたことは覚えていなくても、自ら問うた内容は覚えています。美術鑑賞教育の意味を、初めて正しく理解しました。

naokis.doorblog.jp


アクティブラーニングの考察

冒頭写真のように、たくさんの来場者があったわけですが、ジュニア学芸員の取り組みを成功させるには、保護者だけでなく地域住民が学校に足を運ぶことが大前提です。見に来てくれる人がいなければ、ジュニア学芸員の取り組みは成立しません。


この学校では年に8回、学校公開日を開催しています。その継続的な取り組みによって、保護者や地域住民が学校に足を運ぶ下地ができていました。


2002年度から2008年度までのいわゆる「ゆとり教育」が失敗したのは、その下地ができていないのに始めてしまったことにあると、今さらながら気づかされました。紆余曲折はありましたが、約10年をかけて、詰め込み教育から自ら考える教育へのシフトがなされていっていることを実感した次第です。


小学三年生:絵画


小学三年生:トイレットペーパーの芯を用いた創作

小学六年生:絵画

小学六年生:平和のポスター



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