<目次>
- はじめに
- 1 BECOMING
- 2 COGNIFYING
- 3 FLOWING
- 4 SCREENING
- 5 ACCESSING
- 6 SHARING
- 7 FILTERING
- 8 REMIXING
- 9 INTERACTING
- 10 TRACKING
- 11 QUESTIONING
- 12 BEGINNING
- 謝辞
- 訳者あとがき
- 【書評】『〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則』その1(不可避・人工知能) : なおきのブログ
- 【書評】『〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則』その2(サービス・経験価値・人間力) : なおきのブログ
- 【書評】『〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則』その3(読み書き時間の増加) : なおきのブログ
4本目の書評です。
ACCESSING
インターネットにより、ありとあらゆるものが、「所有」から「利用」に移行しつつあります。そのトレンドのキーワードは5つです。
非物質化
軽量化、電子化、SaS(ソフトウェア・アズ・サービシズ)など。家電製品や自動車は軽量化されましたが、ビール缶も軽量化されました。
リアルタイムのオンデマンド
UberやAirBnBを代表するレンタルサービス、シェアサービス。
分散化
ビットコイン、そして、ブロックチェーン。かつて中央制御されていたコンピュータは、核攻撃を受けた際に制御不能にならないよう、分散ネットワークが考案され、今日のインターネットが生まれました。金融・決済の在り方も、中央制御方式から分散ネットワーク方式へと移行するでしょう。
吉本 佳生, 西田 宗千佳 / 講談社 ( 2014-05-21 )
プラットフォームの相乗効果
代表的なプラットフォーム企業が、マイクロソフト、グーグル、フェイスブックです。
クラウド
過去10年間にシリコンバレーで若い会社が爆発的に増えたのは、クラウドで運用される最良のインフラに安価にアクセスできるようになったことが大きな理由だ。 (P171)
SHARING
シェア・エコノミーは2011年ごろ、バズワードになりました。今から振り返ると、ちょうどこの年、東日本大震災があり、多くの人が所有物を失いました。そして、シェアすることで、耐え凌ぎました。
レイチェル・ボッツマン, ルー・ロジャース / 日本放送出版協会 ( 2010-12-16 )
リサ・ ガンスキー / 徳間書店 ( 2011-02-17 )
2011年にこの2冊を読んだのですが、当時は今ほど書評を書く習慣ができておらず、読書メモ・書評を残さなかったため、何が書かれていたのか、いまいち思い出せません。いくつかリンクしておきます。
- シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略 | NHK出版
- シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略 レイチェル・ボッツマン、ルー・ロジャース著/小林弘人監修・解説/関 美和訳~「脱所有」による新経済システムを提唱 | 読書 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
- 【シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略】まとめ|おさるの読書ネタ・資格ネタ・日々あれこれ
『〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則』シリーズ
- 【書評】『〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則』その1(不可避・人工知能)
- 【書評】『〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則』その2(サービス・経験価値・人間力)
- 【書評】『〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則』その3(読み書き時間の増加)
- 【書評】『〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則』その4(所有から利用へ)
- 【書評】『〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則』その5(価値観の多様化・創造性)
- 【書評】『〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則』その6(不利益と利益の均衡は?)
- 【書評】『〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則』その7(問うこと)
- 【書評】『〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則』その8(シンギュラリティ)
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