<目次>
  • <「やり抜く力」を高める家庭教育実践度診断>
  • 第1章 「やり抜く力」はなぜ必要?
  • 第2章 「やり抜く力」は放っておいたままでは育たない
  • 第3章 6歳までにしておきた、「やり抜く力」を高める取り組み
  • 第4章 子どもとの信頼関係を築く声かけ、接し方
  • 第5章 こんな<困った!>どうすればよい?
  • おわりに


読書日記人気ランキング


当ブログの教育関連書籍の書評を見て頂いた教育コンサルタントの多田淑恵さんより、著書を献本いただきました。ありがとうございます。



成果は努力の二乗に比例する


一昨年話題になった本に『やり抜く力 GRIT(グリット)』があります。その説明文には以下のようにあります。


大きな成果を出した人の多くは、必ずしも才能に恵まれていたわけではない。成功するために大切なのは、優れた資質よりも「情熱」と「粘り強さ」――すなわち「グリット(GRIT)」=「やり抜く力」なのだ。


この箴言はその通りだと思います。


その本によると、達成できるかどうかは、スキルと努力の掛け算で表され、かつ、スキルは能力と努力の掛け算で表されるとしています。つまり、達成は「能力」と「努力の二乗」に比例します。


  • 能力x努力=スキル
  • スキルx努力=達成
  • ∴能力x努力^2=達成


私の子育ての経験


私には5人の子どもがいますが、全員をスイミングスクールに通わせました。早い子で幼稚園に入る前の3歳の時、遅くとも年中には通わせ、上4人は小学5~6年生まで通わせました(末娘は現在小学3年生)。8~9年間通わせた勘定になります。体力がつき、健康な身体を得ることはもちろんのこと、毎週通い続けることにより、「やり抜く力」が身につくのではないでしょうか。


スイミングスクールで1級に合格 : なおきのブログ

今日、三女(小6)がイトマンスイミングスクールの1級を合格しました。幼稚園年少のころ通い始めたので足掛け9年になります。

naokis.doorblog.jp


また、全員にエレクトーンまたはピアノを習わせています。ピアノの先生が発表会にて、ピアノを習うことは「自分に向き合い努力する姿勢を育む」とやや声を詰まらせておっしゃっていたことに、感銘を受けたものです。既に20年以上教えているベテランの先生で、最初の教え子は既に大人になっています。子どもから大人への成長過程をずっと見守ってきたからこそ言えるのでしょう。


ピアノ発表会(3月25日) : なおきのブログ

少し遅れてしまいましたがこの日曜日は、ピアノの発表会でした。我が家からの出演者は、長男、三女、四女。

naokis.doorblog.jp


おかげさまで、長女は既にエレクトーンを16年習っています。エレクトーン教室でここまで継続している同学年の子はほとんどいません。長男は、小学生の時はエレクトーンを習い、中学1年からピアノに転向、そして公文を習い始めました。ピアノは5年目で継続中です。公文は3年ちょっとで辞めましたが、理由は高校1年の春には高校3年までの全過程を修了したからです。


子どもがやりたいこと:親がやらせたいこと


子どもに限らず大人でも、やりたいことをやれれば最もパフォーマンスを発揮できますが、じゃぁ子どものやりたいようにやらせていればよいかというと、そういうことにはなりません。本書によると、子どもがやりたいことと親がやらせたいことの比率は、1:1から1:2がよいとのことです。


人は、経験がないことに怖気づいてしまうものです。親がやらせたいと思っても最初はうまくいきません。スイミングスクールでの初回の水への顔づけなどはまさにそれです。半分ぐらいの子どもは泣いて嫌がります。しかし、一度顔をつけてしまえば、慣れてしまいます。そして、よほどのことがない限り、誰でも25メートルを泳げるようになります。体力づくりもかねて、ぜひ続けてほしい習い事の一つです。


もちろん習い事によっては向き・不向きもあります。いろいろ試してみてから1つ選んでも十分だと思います。本書が述べているとおり、6歳前には一つのことをはじめ、いやいやを通り過ぎ、コツコツと小学生の6年間をまっとうすれば、相当な「やり抜く力」が身につくように思います。逆に裏を返せば、小学生時代にコツコツ積み上げた経験がないと、それ以降で「やり抜く力」を身につけるのは厳しいように感じます。


習い事は何がよいのだろう?


自らの経験に照らし合わせれば、コツコツとやり抜く力を養う習い事は、水泳以外にも、エレクトーンまたはピアノ、そして公文があります。この3つには、コツコツやり続けるための共通ルールがあります。それは、合格・昇級の階段の段差が低く、それが何段も延々と続くことです。一つのことをクリアしたら次のステップに上がれる。子どものやる気を持続させるために、よく練られているなぁと感心します。


裏を返すと、やる気を持続させるための段差を、何のノウハウも持たない親が独力で自ら設計するのは無理があるように思います。教室へ支払う費用というのは、このノウハウ料も含まれているのだという割り切りが必要です。


【書評】『なぜ、東大生の3人に1人が公文式なのか?』 : なおきのブログ

現在高校2年になる長男は高校1年の春には高校3年生までの数学をほぼ終えました。公文に通ってのことです。すべての塾で共通して言われるのは、数学の差がそのまま総合学力の差になります。

naokis.doorblog.jp


また多田さんが子ども向けに実践し本書で紹介しているのは、ロボット作り、プログラミング、作文(小論文)があります。


えっ?すごく興味があるのだけど・・・興味のある方は、以下のサイトを参照ください。


合同会社テラック

私たちの使命は,自らの意志で思いのままに人生を切り開ける「自律した人」を,一人でも多く世の中に増やすことです。主に小学生から中学生のお子様をお持ちのご家庭向けに,お子様の自律化支援サービスを提供しております。それぞれのご家庭の教育方針を踏まえつつ,お子様を安心して社会に送り出せるまで育て上げるお手伝いを致します。

reserva.be


あとがき


さて、長くなってしまったので一旦ここで筆をおきますが、本書の提言を十分に述べられていません。本書のカバー範囲が思っていたよりも広くぎゅっと凝縮されているからです。教育関連の本をあまり読まれていない方は、消化できない可能性があります。なので、私が知っている限りの副読本を合わせて紹介したいと思います。


つづく。


読書日記人気ランキング



↓↓参考になったらクリック願います↓↓
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村