この米国最高裁の判断につきまして、その後、Twitter上で小山エミさんという方とやり取りをする機会がありました。分かったことをメモしておきます。


今年9月1日付けで産経新聞が『慰安婦訴訟、米司法・行政は「決着済み」』と配信した記事があります。小山さんが誤報ではないかと指摘していましたが、一次情報も含めて確認したところ、この「決着済み」という表現は誤報でした。サンフランシスコ条約締結対象国以外である台湾、韓国、中国(中華人民共和国)からの訴訟については、米国司法当局は「判断できない」というのが正しいです。いづれにせよ、慰安婦問題に関して韓国人が米国で日本を訴える道は閉ざされている状態です。


小山さんの産経新聞の誤報を指摘するブログ記事について、「誤報という指摘は誤報」とツイートしてしまいましたが、それは誤りでした。お詫び申し上げます。


<関連記事>

  1. 慰安婦訴訟、米司法・行政は「決着済み」 次の標的は議会
    MSN産経ニュース 2014年9月1日(魚拓
  2. アメリカ最高裁は「慰安婦の訴え」を却下した(魚拓)
    産経新聞・古森義久氏の2007年の記事(2006年03月18日 産経新聞 東京朝刊 国際面記事を引用)
  3. macska dot org » 産経新聞「米国の司法が慰安婦問題は法的にはもう終わったとする審判」は誤報 小山エミさんのブログ記事
  4. Hwang Geum Joo et al. v. Japan英文原文のPDFファイル
    「判断できない」とした部分を以下に抜粋。


「判断できない」とした部分の原文


 Japan


「判断できない」=「nonjusticiable」をハイライトしておきました。このPDFファイル、テキストがコピーできません。やむをえず画像として引用した次第です。


一次情報を参照すること


知らず知らずのうちに私自身も、二次情報による誤報者を演じてしまいました。


一次情報を探し出して読むのはコストがかかります。それが外国語になると、なおさらのことです。普通はできません。なので、二次情報に頼らざるを得ません。しかし、マスメディアの誤報もひどいですがネット上の俄か評論家の言説もひどいと私は思っています。二次情報に頼らざるを得ないとして、都合のよい解釈がまぎれている可能性もありますから、鵜呑みにしないことが肝要です。


ネット上で評論される方は、ぜひとも一次情報の参照リンクを提示いただければと思います。




慰安婦問題の関連書籍



慰安婦問題研究の第一人者だと理解しています。8月6日付けの朝日新聞にも寄稿しており、慰安婦問題肯定派にも、それなりに受け入れられています。今日、読み始めました。かなり骨太です。


従軍慰安婦 (岩波新書)
吉見 義明
岩波書店 ( 1995-04-20 )
ISBN: 9784004303848


慰安婦問題の捏造に加担したと批判されている吉見氏。反対の立場の意見も知っておくべきですので、合わせて読もうと思います。



読売新聞から新刊が出ます。


以上、3冊を読めば、かなり深く洞察できるはずです。



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