<目次>
  • はじめに
  • 第1章 本を読みなさい、と子どもにいう前に
  • 第2章 昔の本が読めなくなるおもな理由は?
  • 第3章 1998年のビッグバン
  • 第4章 子どもの本のミステリー事情と、古典とSF
  • 第5章 マンガ抜きでは語れません
  • 第6章 少女小説はたのしい
  • あとがき


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親として子どもには読書をしてほしいもの。

しかし、親が読書をしなさいと言おうが言うまいが、

読書をする子どもは読書をするし

読書をしない子どもは読書をしません。


本書の主題を一言で言えば、あとがきの次の言葉に集約されるでしょう。


子どもたちは、新しい世界を生きるのだ。 (P157)


親が知っている本は、古い本です。古い本は読みづらくなります。

本書から引用すると、理由は三点。

  • 書かれている内容が古くなる
  • 使っているコトバが古くなる
  • ビジュアルが古くなる


親にとっての良書は子に良書であるとは限らないのです。


自分の振り返り

子どものころ、思い起こせば、それほど読書をしませんでした。読書はしたほうがいいんだろうなぁと思いつつも。読書感想文も苦手でした。感想なんてほとんど書けずに、あらすじでごまかしていました。


家には小学館の世界文学全集55巻がありました。また、学研の図鑑がおそらく70~80冊はありました。15巻の百科事典もありました。20巻の日本の歴史漫画もありました。学研の図鑑と歴史漫画は何度も読みました。


歴史漫画のおかげで、その後、大学入試で日本史を選択するまで、私には歴史を勉強した記憶がありません。だから有効だったのでしょう。図鑑も、動物、昆虫、鉄道など、ありとあらゆるジャンルを読みました。おかげで小学生のころ「物知り博士」と言われました。結果的に、今でも人一倍好奇心が強いほうだと自負しています。またそれ以外にも、鉄道大百科などもよく読みました。


文学全集で読んでいたのは、やはり歴史ものと冒険活劇物でした。日本の歴史ものでは、平家物語、太平記、太閤記、東海道中膝栗毛、ジョン万次郎の伝記。冒険活劇物では、ガリバー旅行記、宇宙戦争、十五少年漂流記、八十日間世界一周旅行、トム・ソーヤの冒険、これらの話は子どものころに何度も読みました。しかし、主流の文学作品はほとんど読みませんでした。


フィクション(文学)とノンフィクション

一般的に、本はフィクションとノンフィクションに分かれます。『子どもに本を買ってあげる前に読む本』では、「空想系」と「リアル系」と呼びます。そして、親が子どもに「読書をしなさい」と言う時、それは「空想系」すなわち文学作品を表しているのではないでしょうか?著者の赤木かん子さんは、「リアル系」すなわちノンフィクションの読書も立派な読書だと言います。


あーなんということでしょうか。


子どものころ、図鑑、歴史漫画、歴史小説、冒険活劇小説ばかり読み、主流の文学作品を読まなかったため、私は「読書をほとんどしていない」と思い込んでいました。しかし著者の赤木さんは、ノンフィクションの読書をも肯定します。


今、私は努めて読書をしています。読書記録をつけていますので分かりますが、読書をしている本のうち文学作品は2割のみです。


私の読書はこれでいいのだ。


すごく納得できました。


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