紹介を受けた本
<くっすん>
きたー!直樹くんの芥川受賞作品。くっすんの評価は★★★。うーん微妙だなぁ。当サロンでまわし読み中とのことで、今、私の手元にあります。これから読みます。再来週には返却しなければ。
<みっちゃん>
放浪といえば渥美清演じる「寅さん」。話題には出なかったけど、さらには山下清。ばっくぱっかーだった私には気になる作品です。
<さちえさん>
村上春樹は、長編小説以外にも、短文でいろいろ書いてるそうな。どちらかというと村上春樹は苦手なタイプです。学生時代にちょうど『ノルウェーの森』がはやり、読んだのですが、さっぱり印象に残っていません。ただ、この短文集、雑文集なら読んでもいいかも。偉大な作家の脳ミソの構造が垣間見れるかもしれません。
さちえさんが頭のいい後輩に薦められた本らしい。Wikipediaによると、「夷齋」というのは著者石川淳氏のあだ名だったとか。漢字表記が戦前の繁体字に表記になっています。「学」ではなく「學」とか。なにやら難しいことが書かれていそうで、そそられます。
<マダムみちこ>
「どりこの」とは、戦前にものすごく流行っていた清涼飲料水とのことです。カルピスのような栄養ドリンクのような。戦争で砂糖が配給なり、調達が難しくなって、生産中止に追い込まれ、現在まで生産されていません。すでに特許も切れているでしょうし、レシピもわかっていますので、そんなに流行っていたのなら、飲料メーカーの方がぜひリメイク版を出してほしいものですが。
それと、販売元は講談社だったとのこと。戦前の講談社は、今のAmazonと同様に、事業の中心が本でありながら、いろんな物販を手がけていたそうです。
<しげさん>
戦後70周年ということで、戦争もの。インディアナポリスは、日本軍の攻撃により沈没したアメリカの巡洋艦とのことです。日本に落とされた原爆用のウランを運んでいたらしい。被弾し沈没した後もほとんどの乗員は太平洋上で生きていて、SOSにもかかわらず、3~4日間、海の上を漂っていたとのこと。その間に多くの人が亡くなりました。そして、生還者の証言が、のちに映画『ジョーズ』になったとのことです。
<プチマダムみずほ>
なにやらエロチックなオカルト系マンガ。アニメになっていたとのこと。妖艶な女店主と年下の男の子という物語が『ビブリア古書堂の事件手帖』を思い出させます。
紹介した本
前回の朝活読書サロンで紹介された中国の官能的古典作品『金瓶梅』。岩波文庫版で10冊もある大作品!思わずそそられて読もうと思ったものの、これは読んでいる時間がない!と思って見つけたのがこの岩波新書の紹介本。6人の女と結婚する精力絶倫の色男と5番目の奥さんでこちらも勢力絶倫の潘金蓮を中心とした色恋沙汰。色に狂って殺人も犯します。ほかに『水滸伝』と『紅楼夢』。『紅楼夢』のほうは、美少年と12人の美少女という話。こちらは少年少女の清い話です。
混浴とは、日本のお風呂文化の原風景。江戸時代までは、混浴がふつうでした。江戸時代後半から禁令が出るものの守られません。幕末に日本を訪れたシュリーマンの旅行記によると、当時の江戸市中でも混浴が見られたとのことです。
そして、今回の青春18きっぷの旅で、混浴にチャレンジしました!
関連リンク
<朝活読書サロンCollective Intelligence関連サイト>
<朝活読書サロンへの参加記録>
- 朝活読書サロンに参加しました(2014年1月28日)
- 朝活読書サロンに参加しました。(2月26日)/(2月5日)
- 朝活読書サロンに参加しました。(3月12日)~エクストリームな体験
- 朝活読書サロンに参加しました。(4月23日)
- 朝活読書サロンに参加しました。(5月28日)
- 朝活読書サロンに参加しました。(6月11日)~「その本は読まない」と決めたことが収穫
- 朝活読書サロンに参加しました。(6月25日)
- 朝活読書サロンに参加しました。(7月23日)
- 朝活読書サロン(8月6日)~品格のある下ネタの本たち
- 朝活読書サロン(8月6日)~インターネットの未来
推敲時間:約50分
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