2ヶ月ぶりの朝活読書サロン。
2回参加をスキップしてしまいました。
今日の参加者は6名。初参加者は1名。
今日も濃厚な読書会でした。
ところで上の写真、逆さ撮りしても180度回転すればいいと高をくくっていたのですが、ご覧のように、180度回転させたら、目眩がしそう。。。
紹介した本
今年のノーベル生理学・医学賞の大村智さん。昨年も、ノーベル物理学賞を受賞した赤﨑さんの本を読みました。一体、ノーベル賞を取るような人たちというのは、どういう生い立ちなのかと。
大村さん、今でこそおじいさんなのですが、ノーベル賞を取ることになる研究は30代の時のものです。今の風貌からはなかなか想像がつかないのですが、本書を読むと、研究そのもの以外にも、研究所の経営や病院建設などを果敢に挑み、起業家精神溢れる方だということが分かります。
2016年大河ドラマの事前学習。関が原の戦い後、虎視眈々と打倒徳川家康を狙っていたのかと思いきや、大阪の陣に加わるまで、困窮生活を送っていたとのこと。大河ドラマではどのように演じられるのでしょうか。
以上、読書中の本の紹介。本題は以下。
行動分析学の本。「アメとムチの法則」というのがありますが、行動分析学的観点で言うと、「アメとアメなしの法則」が正しいとのことです。アメは行動を起こさせる動機付け、ムチは行動をやめさせる動機付けに使われるわけですが、ムチには副作用があるとのこと。なので、行動を起こさせる動機付けのアメのみを与え、行動をしない場合には何も与えないというほうがよいようです。実際に著者がひきこもりを立ち直らせたり、発達障害の子が暴れるのを防止したりといった場面で有効性が証明されています。
しかし、一般的に、精神科医は、ひきこもりを「心の問題」ととらえ、「アメ」で釣るようなやり方はけしからんとのこと。けれど、著者は反論します。「心の問題」として、ものごとを複雑にとらえた結果、問題解決をするのかと。
人の感情は変えられないが、行動は変えられるとよく言われます。行動が変われば、知らぬ間に感情も変わります。失恋したら旅に出る、髪の毛を切る、食べるといった行動は、その例でしょう。とすれば、「心の問題」とされる問題も、治すべきは「心」ではなく「行動」ということになります。
現在、スライド作成中です。できれば、この週末に公開したいところです。
さて、いつもは紹介いただいた本もここで紹介するのですが、時間がなくてギブアップ。。。
つづきは、readingsalonのブログで。
<朝活読書サロンへの参加記録>
- 朝活読書サロンに参加しました(2014年1月28日)
- 朝活読書サロンに参加しました。(2月26日)/(2月5日)
- 朝活読書サロンに参加しました。(3月12日)~エクストリームな体験
- 朝活読書サロンに参加しました。(4月23日)
- 朝活読書サロンに参加しました。(5月28日)
- 朝活読書サロンに参加しました。(6月11日)~「その本は読まない」と決めたことが収穫
- 朝活読書サロンに参加しました。(6月25日)
- 朝活読書サロンに参加しました。(7月23日)
- 朝活読書サロン(8月6日)~品格のある下ネタの本たち
- 朝活読書サロン(8月6日)~インターネットの未来
- 朝活読書サロンに参加しました。(8月20日)
- 朝活読書サロンに参加しました。(10月8日)今日も濃厚な読書会でした!
- 朝活読書サロン(2015年10月22日)~朝から本に群がる人たち
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