【社内読書部】第32回(2021年3月26日)


足掛け4年、通算32回目となる社内読書部。私含め5名の参加です。ブログ更新がかなりさぼり気味になってしまいましたが・・・・



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紹介を受けた本

『Google Cloudではじめる実践データエンジニアリング入門』


紹介者Sさんの知人が著者の一人に名前を連ねます。Googleの中の人が書いています。


『グラスホッパー』

角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日 : 2007-06-23


伊坂幸太郎氏の代表的作品。『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX』と話しが続くらしいです。当読書部、俄かに伊坂幸太郎ブームです。


私が読書管理に使っているブクログですが、作家名のタグで最も多いのが伊坂幸太郎氏。私自身、彼の作品は一冊も読めていないのですが、現代を代表する作家であることは間違いありません。


『すばらしい新世界』


ジョージ・オーウェルの『一九八四年』 にならぶディストピア小説。発表は1932年とのことで、『一九八四年』も随分前です。大量生産社会を批判したチャップリンの『モダン・タイムズ』が発表されたのが1936年。本作品もまた、大量生産社会を批判します。


フォードがT型を量産しはじめたのが1908年。その年を改元の元年として、舞台になるのはAfter Ford632年。幸福な社会が実現できたのだという。子どもは全て人工授精・瓶の中で育つが、階級が5段階に分けられており、胎児の段階から酸素量を制御されている。幸福な社会につき、悩むことがないため、文学作品も存在しない。


そこへ、未開の旧世界から旧人が新世界に迷い込む。旧世界とは現代の我々の世界で、そこでは自然分娩で子どもは生まれ、人々は悩み、文学作品が生まれる。果たして、悩みのない社会がよいことなのだろうか?ということを考えさせられます。


英文学トップ5に入るらしく、他に『ユリシーズ』『華麗なるギャツビー』『若い芸術家の肖像』『ロリータ』だそうです。


『三体』

著者 : 劉慈欣
早川書房
発売日 : 2019-07-04


中国人作家・劉慈欣によるSF小説。地球人類は、3つの太陽があるという三体文明と交信するという話。


全三巻から構成されており、中国では2100万部も売れているらしい。日本では明治・大正・昭和にかけて、様々な文学作品が百花繚乱したわけだが、同時代の中国文学作品は乏しい。これは、近代の中国で識字率が著しく劣っていたためだろうと思う。


かのピーター・ドラッカーは、毛沢東は政治家としては下の下だが、そんな中で毛沢東の功績が簡体字の普及だったという。かくして、中華人民共和国成立後、識字率は向上し、毛沢東の時代にはなし得なかった経済成長を現在は成し遂げている。


識字率が向上し経済成長すれば、人々はあらゆる葛藤・悩みを抱えることになり、文学作品が生まれる土壌が出てくる。経済的にも軍事的にも脅威の国ではあるが、今後、優秀な文学作品が続出してくるに違いないと思った。


紹介した本

『金閣を焼かなければならぬ』


現在読書中です。



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