第120回となる朝活読書サロン。入れ替わりもありましたが、常連の女性3名男性3名の6名の参加でした。通算で155回目の読書会参加となります。
直近の読書会参加記録
T.B.D.
紹介を受けた本
『BEST LITTLE WORD BOOK EVER!』
『BAD LITTLE CHILDREN'S BOOKS』
ベストな小さな言葉の本と、そのパロディの悪い小さな子どもの本。写真を見てもらうと分かるのですが、ベストな本のほうはままごとっぽい表紙絵で、悪い本のほうは子どもがミルクを吐き出している表紙絵。悪い本は悪知恵のオンパレードです。
『神社の解剖図鑑』
米澤 貴紀
エクスナレッジ ( 2015-12-24 )
ISBN: 9784767821009
そもそも神社とはなんぞやとい話から、全国の神社を紹介。その中には、男根信仰の愛知県田懸神社も。男根信仰なら、関東には川崎の金山神社がありまっせ。
『東京大学本郷キャンパス: 140年の歴史をたどる』
東京大学キャンパス計画室
東京大学出版会 ( 2018-06-30 )
ISBN: 9784130013505
東京大学のガイドブック!
『認知症の取扱説明書』
平松 類
SBクリエイティブ ( 2018-05-03 )
ISBN: 9784797395969
未だ他人事ですが、いつ親の介護が必要になるとも限りません。以前、義理の伯母が認知症になりました。認知症になると視力は衰え、反射神経も衰え、事故に遭いやすくなります。親が認知症になると大変です。
『スタンフォードの心理学講義』
ケリー・マクゴニガル
日経BP社 ( 2016-10-06 )
ISBN: 9784822230968
ケリー・マクゴニガルの心理学本。彼女の専門は心理学なんですね。ケリーさんは巨乳だという耳より情報も。
『バクマン。』
大場 つぐみ
集英社 ( 2009-01-05 )
ISBN: 9784088746227
『傘寿まり子』
おざわ ゆき
講談社 ( 2016-11-11 )
ISBN: 9784063930740
「認知症」が話題になったことで、急きょ紹介本を変更。本の集合写真ではスマホに『バクマン。』が写っていますが、紹介があったのは『傘寿まり子』のほう。「傘寿」とは80歳。売れっ子作家のまり子さんは一家の大黒柱。にもかかわらず、自分に内緒で改築工事の打合せが進められたため、疎外感を感じて家出をしたそうな。
『袋小路の男』
絲山 秋子
講談社 ( 2007-11-15 )
ISBN: 9784062758840
三話の短編集で、一話と二話は、同じ話を女性視点、男性視点で描きます。
『情報生産者になる』
上野 千鶴子
筑摩書房 ( 2018-09-06 )
ISBN: 9784480071675
上野千鶴子はちょっと苦手なのだけど、50年前に書かれた梅棹忠夫の『知的生産の技術』に挑むようなタイトルの本。50年経過し、今風にアレンジされているようです。
紹介した本
『チャタレイ夫人の恋人』
D.H. ロレンス
新潮社 ( 1996-11-22 )
ISBN: 9784102070123
現在読書中です。猥褻だということで有罪判決を受けた本です(1957年最高裁で有罪が確定)。舞台は第一次世界大戦後のイギリスのブルジョワジー。チャタレイ氏は戦争で下半身不随になり、夫とのセックスが望めないチャタレイ夫人は・・・
『美少女美術史』
池上 英洋, 荒井 咲紀
筑摩書房 ( 2017-06-06 )
ISBN: 9784480098009
書は美術史の本です。取り扱っている題材は美少女。「美女」とはせず「美少女」としているところが、ややロリータな趣がしないでもありませんが、対象としている年齢はだいたい7~8歳から結婚前ぐらいでしょうか。
美術史でありながら、その背景にある大局的な歴史の流れに沿った説明がなされており、歴史の変遷を美術の観点から見直すことができそうです。具体的に言えば、多神教時代のギリシャ・ローマ時代からキリスト教への転換、キリスト教下のルネサンスの到来が意味するところ(多神教の受入れ)、宗教改革の影響など、計らずも新しい視点を得ることができました。
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