通算158回目の参加となる読書会。男女3名ずつの6名の参加でした。今年の読書会参加は残すところあと1回!
直近の読書会参加記録
- 【品川読書会】第21回(2018年11月21日) : なおきのブログ /156回目
- 【朝活読書サロン】第121回(2018年11月26日) : なおきのブログ/157回目
- 【社内読書部】第14回(2018年12月4日) : なおきのブログ/158回目
紹介を受けた本
『名言力 人生を変えるためのすごい言葉』
谷崎潤一郎、相田みつを、ジョン・レノンら、数々の名言。仕事、人間関係、恋愛、金運など合計250の名言集。
『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』
1990年代の名著。4年前に読了し、2年前に書評を書きました。
『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』
日本を代表するフェミニストである上野千鶴子さんは、実は苦手なのです。もちろん本人の著書は読んだことはありません。食わず嫌いだけかもしれません。どうしようかなぁ。
『社長の「まわり」の仕事術(しごとのわ)』
うん、この本はいい。ぜひ読みたいです。カルビーからRIZAPに転身した松本晃氏等6人の社長に仕えた社長直属の部下たちの仕事術です。私もかつてCEOに仕えましたが、到底こなすことが不可能な短納期の仕事がどんどん降ってきました。
経営者の自伝・伝記はたくさんありますが、優れた経営スタッフがいなければ優れた経営者は成り立ちません。不祥事を起こす企業、不祥事を起こす経営者には、優れた経営スタッフがいないことが原因ではないでしょうか?
そういう点で、個人的には孫正義氏や故スティーブ・ジョブズ氏の経営スタッフが気になります。もし、この二人がワンマンだったら、どこかで転んだでしょう。この2人を支える優秀な経営スタッフが必ずいたはずで、その人たちの話をぜひ聞きたいものです。
『「死ぬとき幸福な人」に共通する7つのこと』
3000人以上の死を看取った医師からの提言。死に際で、幸せな人もいれば不幸な人もいたでしょう。その違いはなんでしょうか。
『本のお茶』
『日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』
お茶の本が続けて二冊。お茶の本といえば、岡倉天心の『茶の本』。明治時代に日本を海外に紹介した三大図書のうちの一つです(他の二冊は『武士道』と『代表的日本人』)。
『本のお茶』は『茶の本』の現代版的な位置づけの本。『日々是好日』は、黒木華、多部未華子、そして先ごろ亡くなった樹木希林が出演した映画の原作。
『日日是好日』では、茶道において「教えないこと」が最良の「教えること」だと説きます。「教えないこと」、「言葉で説明しないこと」の大切さは、知っているだけで3冊の本で紹介されています。外山滋比古氏の『思考の整理学』、立川談春氏の『赤めだか』、そして、直接的に言及があったか記憶が定かでないけど、戦前の駐日ドイツ人のオイゲン・ヘリゲル氏の『弓と禅』。
- 【書評】『思考の整理学 (ちくま文庫)』 : なおきのブログ
- 【書評】『赤めだか』 ミドルマネジメント層全員に読ませたい人材育成の教科書 : なおきのブログ
- 『弓と禅』のレビュー オイゲン・ヘリゲル (なおきさん) - ブクログ
『茶の本』のレビューを見ると、理解できなかった心境を吐露しているので、『茶の本』から再読してみる必要がありそうです。
紹介した本
『ロリータ』
本来、ここで紹介するまで読了するはずだったのですが、実に読みにくい文体でなかなか読み進めません。しかし、それでも手離せません。「ロリータコンプレックス」の語源となった本で、主人公であり作家である30代後半のハンバート・ハンバートが、下宿先の女主人の娘で12歳になるドロリス・ヘイズに純真ながらも欲情した恋心を抱きます。触りたいけど触れない、どのように近づくかということを悶々と語り続けます。少女に対して悶々とする姿勢は、谷崎潤一郎の「痴人の愛」を彷彿させます。しかし、本書は谷崎以上です。よくもそこまで悶々とした文章を書き続けるものだと感心してしまいます。
『BRUTUS(ブルータス) 2019年 1月15日号 No.884 [危険な読書]』
『BRUTUS』は、これまで一度もしっかりと向き合ったことがなかったのですが、読書特集をしていたので、つい買ってしまいました。選書に使います。
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