コロナウイルス騒動の中、第151回朝活読書サロンに参加いたしました。参加者は女性3名男性2名。ひさしぶりのSさん登場!たぶん半年ぶりぐらいでしょうか。
紹介を受けた本
『去年の冬、きみと別れ』
『ハサミ男 (講談社文庫)』
『転落 (講談社文庫)』
小説三連発。『去年の冬、きみと別れ』はなかなかキャラクタ設定が分かりづらいらしい。性別すらはっきり書かれておらず、後から気づいたりとか。『ハサミ男』も犯罪ミステリーもの。タイトルが猟奇的。『転落』も犯罪で転落していく話。
『株主指向か 公益指向か―日本型コーポレートガバナンスを求めて』
サロンマダムのご主人の著書。本書は当読書会メンバーで回し読み中です。初回は私が手に取り未読のまま次の人へ・・・・そして今日手元に戻ってきました。日本企業のガバナンスの在り方を問う。特に一昨年来話題のあの会社も・・・本書の中で渋沢栄一の言葉が引用されます。
『伝記小説 渋沢栄一 財界のフロンティア』
次の一万円札の肖像予定の渋沢栄一氏。2021年大河ドラマの主人公でもあります。
『グレタのねがい: 地球をまもり未来に生きる』
スウェーデンの環境活動家少女グレタ・トゥーンベリの伝記。彼女はアスペルガー症候群とのこと。なるほど、直情的な物言いはそのためだったのか。私には、周りの大人が都合のいいように利用しているように見えるのですが。
『Stage For~ 舌がん「ステージ4」から希望のステージへ』
堀ちえみさんの自伝。
『田中角栄 100の言葉 ~日本人に贈る人生と仕事の心得』
昭和時代にはブルドーザーのような政治家がいました。達筆だったとのことで日曜日には筆書きで方々の方に贈る言葉を書いていたとのこと。その細やかな心遣いが彼の人心掌握術だったのでしょう。一万円の香典でさえ大臣が辞任する令和時代には、彼のような豪傑は二度と表れないと思うと、残念です。
『百花』
シングルマザーで認知症を患い記憶を失いつつ母。その息子が母との思い出を蘇らせていくという話。川村元気と言えば『億男』。ちょっと気になる。
『このあと どうしちゃおう』
ちょっとおふざけっぽい絵本なのだけど、至って真面目な死生観の本。死んだおじいちゃんが書き残した「このあと どうしちゃおう」というノートを開くと、死んだ後の世界が愉快に描かれているのであった。
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