【朝活読書サロン】第158回


4連休2件目の読書会です。参加人数は男女2名ずつの4名。朝活読書サロンへの参加は2ヶ月ぶりとなりました。



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紹介を受けた本

『相性』


三浦友和さんの自叙伝。山口百恵さんとの結婚秘話も書かれているとのことです。人生における転機は幾度もあったものの、最大の転機は結婚だったとのこと。当時友和さん27歳、百恵さん21歳。結婚を機に完全引退を果たしその後一切スクリーンに出ない百恵さん。若輩であった27歳の青年が一人の女性の一生を引き受けるその時の覚悟が綴られているとのこと。


山口百恵さんの美貌と色のある歌声を思い起こすたびに、彼女が20歳に満たなかったことに戦慄を覚えます(『潮騒』が16歳、『横須賀ストーリー』『春琴抄』が17歳、『イミテーション・ゴールド』が18歳、『プレイバックPart2』『いい日旅立ち』、紅白でトリを務めたのが19歳)。



『フェルミ推定の教科書』


アフター・コロナの時代、不安定な社会に突入すると、他者のせいにするのではなく、冷静に判断する力が必要になります。


「フェルミ推定」といえば、ロジカル・シンキングの代表的手法です。コンサル業の方が論理的に提案骨子を組み立てていく手法の一つです。論理的思考力の涵養に役立ちます。


この本自体は電子書籍のみで就活対策本のようですが、普段から論理的思考をせずに付け焼刃的に就活対策をしても、化けの皮がはがれるだけですので、やめたほうがよいです。



『老後破産』


紹介者がこの夏一番恐怖を感じた本とのこと。夫婦存命中ならともかく、死別後は年金受給だけでは生活が厳しくなるかもしれません。これは誰にとっても他人事ではいられず、働ける限り働き続ける必要があるかと思います。


人口減少を迎える日本において、慌てふためくのではなく、今後起きる客観的事実を理解しておくことは大切です。現在の確定した人口構成である程度、確実に起きることは予想できます。予想ができれば、それに対して策を打つことも可能です。


いくつかの過去書評で対策案も含めて書いてありましたのでご参考まで。



『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』


村上春樹氏のエッセイ。アイルランド旅行記。


紹介した本

『一九八四年[新訳版] 』


訳者後書きによると、イギリスでは「読んだふり」をされる本ナンバーワンに輝くのが本書とのことです。


本書の出版は1948年、舞台は1984年。核戦争が起き、世界は三つの全体主義国家に統治された。そのうちの一つがオセアニア(イギリス、イギリス植民地と北米南米)で主人公は真理省に努めるウィンストン・スミス。時の政府は真理という名の歴史改竄を行うことを人々を洗脳し統治している。主人公はその改竄の実行者だが、国民が政府を転覆させるだろうと夢想したことで思想犯罪者として逮捕され、拷問を受け、思想矯正される。政府は二重思考(ダブル・シンキング)という二枚舌を巧みに使い、永久戦争が平和の代名詞となり、改竄・虚偽を真理と呼び、拷問による思想矯正を愛情と呼び、物資不足の計画経済を潤沢と呼ぶ。その矛盾に葛藤せずに向き合える者が全うな党員で、向き合えないと思想矯正される。また、語彙を減らした言語「ニュースピーク」の企画が進行したり、愚民政策が取られている。


これは1948年当時、冷戦相手のソ連を模したものであるが、現在の政治にも通じるものがあるのではないでしょうか?トランプ政権、安倍政権、香港の一国二制度を骨抜きにする中華人民共和国。現在の政府を洞察するのにも必読の書と言えるかもしれません。


【書評】『一九八四年[新訳版] 』 : なおきのブログ


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