年明け初回の朝活読書サロン。通算100回目の開催です。いつもはテーマ設定のない当読書会も、100回目だけは、100にちなんだ本という縛りが設けられました。一瞬「縛りがテーマか?」と聞き間違えました。


1月6日のええやん朝活読書会で、「本との出会いは人との出会い、読者との出会い」ということを述べました。一つの本を巡り、読者が異なれば異なる読み方をしています。読書会にて、一つの本を巡り、紹介者が異なれば異なる紹介をしてくれます。一つの本を自分から見えている方向だけでなく、見えていなかった方向からも光が当てられ理解を深めることができる、それが読書会の醍醐味というものです。



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紹介を受けた本

『こんなに面白かった「百人一首」』


紹介者はSの女性のあの方。紹介いただいた和歌は小野小町のもの。小野小町と言えば平安時代を代表する美女ですが、紹介者によると、Sであり悪女とのことです。一気に小野小町のことが気になりました。



『幸せになる百通りの方法』


一見、自己啓発の匂いがしそうなタイトルですが、ユーモラス&ビターな短編集です。タイトルに反して、自己啓発を皮肉った内容もあるようです。


『一〇〇年前の女の子』


100年前といえば、1918年。第一世界大戦終結の年であり、ドイツ・オーストリアの二つの帝国が崩壊した年でもあります。スペイン風邪が流行り、日本では初の藩閥外から原敬が首相になりました。


このころはみんな着物を着ていたのかなぁ。ちょっと気になりますね。


『東京百景』

東京百景 (ヨシモトブックス)
又吉 直樹
ワニブックス ( 2013-08-26 )
ISBN: 9784847091797


又吉直樹氏の著書。東京の100の場所での出来事や又吉氏自身の行いなど。


『窓から逃げた100歳老人』

窓から逃げた100歳老人
Jonas Jonasson, ヨナス ヨナソン, 柳瀬 尚紀
西村書店 ( 2014-06-24 )
ISBN: 9784890137060


老人ホームから逃げ出す老人を描いた小説。2014年に映画になっていました。



紹介した本

『西洋絵画BEST100』


さて、ここで私の順番が回ってきました。タイトル縛りは正直きついです。本書はたまたま妻の蔵書の中にありました。表紙はボッティチェリの『ヴィーナス誕生』です。


アラビアン・ナイト〈上〉 (岩波少年文庫)
ディクソン, ジョン・キデルモンロー, E. Dixon, 中野 好夫
岩波書店 ( 2001-09-18 )
ISBN: 9784001140903


もう一冊がアラビアン・ナイトでした。その中で紹介した物語はシンドバッド。紹介した内容はほぼ書評記事で書いた内容です。



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紹介を受けた本パート2

『百禁書』

百禁書―聖書からロリータ、ライ麦畑でつかまえてまで
ニコラス・J. キャロライズ, ドーン・B. ソーヴァ,
ケン ワチェスバーガー, マーガレット ボールド,
Margaret Bald, Dawn B. Sova, Nicholas J. Karolides,
Ken Wachsberger, 藤井 留美, 野坂 史枝
青山出版社 ( 2004-01 )
ISBN: 9784899980483


卑猥だとして発禁になった本を100冊ほど紹介した本です。副題にある通りの『ロリータ』や、『ライ麦畑でつかまえて』などの名作もあれば、『アラビアン・ナイト』もあります。


我々が知っている『アラビアン・ナイト』は、子ども用に脚色されていることもあり、官能シーンは出てきません。しかし、リチャード・フランシス・バートンが翻訳した『アラビアン・ナイト』は違います。大人たちの官能シーンがわんさかと出てきます。まじか!


日本語訳を探してみたところ、たまげました。『バートン版 千夜一夜物語』は全11巻もあります。表紙もエロチックです。どうしましょ。


『ノラや』

ノラや (中公文庫)
内田 百けん
中央公論新社 ( 1997-01-18 )
ISBN: 9784122027848


内田百閒さん、猫を飼っていたのにも関わらず行方不明。猫探し広告を三度出し、さらには幼児向けのヒラガナ版、外人向けの英語版の猫探し広告を探します。飼ってた猫を失うということは、とてもとても悲しいとのことです。


『内田百間―イヤダカラ、イヤダの流儀 (別冊太陽)』


別冊太陽の内田百閒。表紙写真は、ヘッドマークがついていますので特急「はと」の最後尾者のようです。鉄道マニアの方には萌えそうです。氏の代表作品、『第一安房列車』を読まねば。


『別冊NHK100分de名著 『君たちはどう生きるか』 』


池上彰氏による『君たちはどう生きるか』の解説本。紹介者によると「人生で一冊しか本を紹介できなかったとしたら『君たちはどう生きるか』を選ぶ」とのこと。


冒頭の自分から見えていなかった方向から光を当てるとは、このことです。まず池上彰氏が別の角度から光を当ててくれました。そしてさらに、紹介者もさらに別の角度から光を当てました。


『君たちはどう生きるか』に登場するオジさん。そのオジさんを解説する池上彰氏というオジさん。池上彰氏曰く、人生の進むべき道に光をあてる「オジさんを持て」とのこと。


この池上彰氏の言葉が私の心に突き刺さりました。


以上


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