<目次>
- はじめに
- 第1章 感謝されながら、成長できる仕事術
- 第2章 感動を生み出す「クレド」とは
- 第3章 リッツ・カールトンを支える七つの仕事の基本
- 第4章 サービスは科学だ
- 第5章 リッツ・カールトン流「人材の育て方」
- 第6章 リピーターをつくるブランド戦略
- 第7章 いますぐ実践したい“本当サービス”とは?
- 最後に
仕事上の目下の課題の一つが
いかに企業理念を浸透させ
よりよき企業文化を育むか?ということです。
そして、まっさきに思い浮かぶのは、
ザ・リッツ・カールトンです。
本書を読んで印象的だったことは2つ。
- 会社が従業員を信頼し大切にしていること。
- 企業理念を浸透させるために、並々ならぬ努力をしていること。
--閑話休題--
しかし、「顧客志向」を唱えながら、従業員を蔑ろにしている企業のなんと多いことでしょうか。江戸時代に日本の商人は「三方よし」の理念を持っていたのですから、本来的には従業員を大切にすることの意義を理解していたはずです。にもかかわらず、従業員を蔑ろにするような企業・経営者が増えたのは、どうしてでしょうか?
企業理念を浸透させるために、リッツ・カールトンでは、毎日の朝礼でディスカッションしているとのこと。リッツ・カールトンと言えば、20万円の自由な決裁権があるということでも有名ですが、企業理念浸透策があって初めて成り立ちます。
多くの企業で、企業理念は額縁に飾られたままです。「企業理念が浸透していない」と嘆く経営者は、それを怠っているのは自分だということを自覚いただきたいものです。読書日記人気ランキング
- Gold Standards
こちらにリッツ・カールトンのクレドの原文があります。 - リッツ・カールトン東京
1泊35000円より。
コメント