『真田丸』



少し間が空いて間が抜けてしまいましたが、2016年の大河ドラマ『真田丸』について、触れておこうと思います。この日曜日で三話まで終わりました。


第一話は武田勝頼滅亡前夜、父真田昌幸は武田から離れ上野岩櫃へ、第二話は武田勝頼が滅亡し、真田信幸・信繁兄弟は岩櫃への逃亡劇、第三話は、独立した真田が織田・上杉・北条とどう向き合うかという話。


脚本が三谷幸喜ということもあり、同じ三谷氏が手掛けた2004年の大河ドラマ『新選組!』が、キャスティングのせいか、あまりにもチャラ過ぎて見るに堪えなかったこともあり、一抹の不安がありましたが、『真田丸』は、ユーモア溢れる脚本でありながらも、しっかりと作りこんである感じがしており、今のところ及第点です。


歴史というのは、史実の部分もありますが、マイナーな歴史上の人物になると、書き残された証拠も減り、後世の創作等により人物像が肥大化してしまっているケースがありますが、ある意味、真田昌幸・信幸・信繁父子もそうした人たちです。真田がいつ誰の支配下に入ったという史実があったとしても、その水面下でどういう駆け引きがあったのか、計り知れません。ここまでの真田昌幸の台詞や草刈正雄による役作りはまことに申し分ないです。また徳川家康役の内野聖陽の役どころも、穴山梅雪の悪口を言いながら態度を変えて歓待するところなど、申し分ないです。真田信繁に敵対する人物ゆえ、今後に期待できます。


『花燃ゆ』の時は、この物語の通底するテーマは何であろうかということを意識しながら見ていたのですが(新しい時代を担う人を育てるということがテーマだった)、『真田丸』にはそうしたテーマらしきものが、今のところ見当たりません。あまり小難しいことを考えず、「娯楽」と割り切って見よ、ということでしょうか。であれば、そう割り切って、楽しみたいと思います。



真田丸 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)
NHK出版, 三谷 幸喜, NHKドラマ制作班
NHK出版 ( 2015-12-19 )
ISBN: 9784149233710



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