羨望の的であった横山光輝版『三国志』をついに読み始めました。文庫版(縮尺版)は30巻ですが、コミックス版は60巻あります。潮出版社のサイトを見ると、大判も出版されているらしい。シニア向けですね。
図書館で借りると5巻ずつセットになっています。だいたい予約が入っていて2~4週間待ちのようです。連載開始が1971年とのこと。既に49年も経過しているのに、私と同じように読破しようという人がたくさんいるということになります。
横山光輝版はこれまでも『水滸伝』と『史記』読破しました。『史記』は文庫版で11巻ありますからコミックス版はその倍の22巻ぐらいあるのでしょうか。また、『学習漫画 中国の歴史』シリーズで中国全体の通史はマンガで読破していますので、その際三国志の時代も通っています。劉備・曹操・孫堅の三雄以外に、董卓・袁紹・関羽・張飛・趙雲・諸葛孔明らの名前は諳んじています。
さて本題。第1巻から第5巻までは、劉備が立ち、張飛・関羽と桃園の誓いを交わすところから。黄巾の乱に参戦し、董卓・袁紹だけでなく、曹操・孫堅も登場します。黄巾の乱は収束、霊帝が崩御し、董卓台頭により少帝弁を拝し献帝へ。袁紹・曹操・孫堅らが董卓討伐に立ち、董卓が都を洛陽から長安へ遷都するところまでです。
第1巻から第5巻の副題と目次は以下のとおり。
第一巻『桃園の誓い』
- 黄巾族の乱
- 芙蓉姫
- 張飛
- 王者の剣
- 乞食部隊
第二巻『黄巾賊退治』
- 初陣
- 青州城救援
- 火攻めの計
- 渡り鳥
- 鉄門峡の死闘
第三巻『漢室の風雲』
- 十常侍
- 勅使
- 放浪の旅
- 乱兆
- 何進将軍の死
第四巻『乱世の奸雄』
- 西涼の董卓
- 荊州の父子
- 赤兎馬
- 暴虐将軍
- 青年曹操
- 奸雄立つ
第五巻『乱世の奸雄』
- 義軍集結
- 汜水関
- 関羽の武勇
- 虎牢関の戦い
- 遷都
- 落日賦
- 壊滅曹操軍
コメント