『三国志』 第21巻~第25巻



21巻で諸葛孔明が登場、24巻で赤壁の戦いの英雄・周瑜が登場し、25巻では赤壁の戦いの前哨戦が始まります。


読書日記人気ランキング


第21巻『孔明の出廬』


  • 目次:養子劉封/単福の素性/偽手紙/諸葛孔明/母と子/孔明を訪ねて/雪千丈/三顧の礼/お家騒動
  • 表紙:諸葛孔明


軍師単複の活躍で曹仁軍を撃破した劉備たち。地元の県令劉泌の挨拶を受け、劉備は劉泌の甥劉封を養子としてもらい受ける。曹仁は許都に帰参し、曹操は敵の軍師・単福の名を聞く。単福とは偽名で本名は徐庶、字は元直。曹操は徐庶の母をつかまえ、母に偽手紙を書かせて、徐庶を劉備から剥がす策を講じる。徐庶は騙されて劉備の下を去るが、その際に徐庶は自分より優れた伏竜こと諸葛孔明を推薦する。徐庶は母と再会するも母は息子の不忠を嘆き自害。

一方劉備は水鏡先生からも諸葛孔明の話を聞く。四人兄弟の孔明は若くして父を亡くし、継母とともに伯父の下に身を寄せるも、伯父も戦いに敗れ、大学者・石韜の門をたたく。頭角を現すも、隠棲し、学を役立てる機会を待っていた。

水鏡先生の推薦もあり、劉備は諸葛孔明を迎え入れる決意をする。二度向かうも不在で、三度目にようやく会えるが、孔明は昼寝の最中。劉備は待たされるもやがて孔明は目覚め、劉備は孔明に大義を語る。三顧の礼をつくした劉備に対し孔明は天下三分の計を説き、孔明は劉備に同行することを決意する。

一方荊州では劉表が老齢から床に臥す。劉備に後を頼むも劉備は固辞。劉表の長男劉琦も劉備を頼ろうとするが孔明は反対する(以上第21巻)。


第22巻『初陣孔明』


  • 目次:曹軍侵攻/博望坡の戦い/酔えぬ美酒/劉表の死/降伏/孔明 新野を焼く
  • 表紙:関羽


孔明は劉備の代理として劉琦を訪問。孔明は春秋時代の故事を語り、江夏の守りを口実に劉琦に逃げるよう諭す。

曹操は徐庶の忠告を聞きつつも、夏侯惇・李典・宇禁ら10万の大軍を劉備に差し向ける。張飛は孔明を訝るも、孔明初の采配で、関羽・張飛・趙雲・劉封・関平を動かし、博望坡にて火計により曹軍潰滅に成功。敵の軍需物質も獲得、これまでにない大勝で祝宴を挙げる。しかし曹操が巻き返しを図るは必定。孔明は劉備に荊州を取れと促すも、劉備は固辞。そして曹操は50万の兵を率いて発つ。

劉表は危篤になり、劉備を後見に長男・劉琦を跡継ぎに指名するも、劉表の後妻の蔡夫人の兄である蔡瑁が、強引に跡継ぎを蔡夫人の子劉琮にしてしまう。劉琮の後見人となった蔡瑁は曹操へ降伏する。

進軍する曹操軍に対し、再び諸葛孔明が采配を振るう。曹操軍の曹仁ら約10万を新野城におびき寄せ、城ごと焼き払い、城から逃げたところを川の堰き止めを切り、溺れさせる。(以上第22巻)


第23巻『長坂の攻防』


  • 目次:難民/暗殺命令/長坂坡/風雲長坂橋/援軍きたる/百万曹軍
  • 表紙:張飛


追ってを交わし、劉備軍は新野を後にし、樊城、つづいて襄陽へ向かう。劉備の人徳もあり、農民たちも劉備についていく。曹操は徐庶を遣わし劉備に降伏を促すが、劉備は降伏しない。襄陽では実権を握った蔡瑁が劉備を追い払おうとするが、襄陽城内では内紛。劉備らはトラブルを避け江夏へ向かう。

曹操が襄陽に入城、蔡瑁を水軍大都督に任命。劉琮には青州行きを命ずるが途中で暗殺する。曹操軍は劉備を追撃、劉備は逃げる。趙雲は劉備妻甘夫人と息子阿斗とはぐれ、見つけるも、甘夫人は足手まといになるからと自害。趙雲は阿斗を連れて一人で逃げる。張飛が長坂橋で出迎え、趙雲は劉備の下へ。張飛、ついで関羽が曹操軍を出迎えるが、孔明の奇策があるのではないかと曹操が怯む間に逃げる。関羽・劉琦・諸葛孔明も船で劉備に合流、関羽は夏口へ向かい、劉備他は江夏へ向かう。

曹操は鉾先を呉に向ける。呉では孫権と配下の魯粛が協議し、劉表の弔問を口実に魯粛は江夏へ向かう。諸葛孔明は呉が曹操と組まぬよう、魯粛に圧力をかける。孔明は魯粛と呉へ向かうこととする。(以上23巻)


第24巻『孔明の大論陣』


  • 目次:舌戦/火中の栗/水軍提督周瑜/開戦/殺意/暗殺計画/大水塞/群英の会
  • 表紙:周瑜


呉では曹操と戦うか降伏するか意見が二分していた。諸葛孔明はまず呉の重臣たちにお目通りする。

曹操は漢の賊臣と孔明は喝破する。続いて孫権にお目通りするも、孔明は尊大にも孫権に降伏を薦める。一旦会談は物別れに終わるが、魯粛は再度会談を設定、人払いの上、孔明は孫権に対し大切なのは勝つ意志があるかどうかと説く。そして曹操の北方の大軍は強行のため崩れると説く。孫権、曹操との戦いを決意するも重臣こぞって反対。火中の栗を拾うなかれと。孫権、周瑜を呼び寄せる。

周瑜、開戦派の魯粛、降伏派の張昭らの訪問を受ける。続いて孔明と面会。孔明、戦わずして勝つ方法を説く。曰く絶世の美女と名高い喬公の娘二人を曹操に差し出せと。周瑜、激怒する。というのは喬公の娘の妹は周瑜の妻だったからだ。周瑜、孫権に開戦を説き、孫権は開戦を決意する。周瑜、孔明に孫権の決意を知らせる。孔明、孫権の決意が鈍らぬよう周瑜に念押しを要請。周瑜が孫権と面談すると、確かに決意が鈍っていた。周瑜、孔明の慧眼に脅威を感じ、殺意を覚える。

周瑜、まずは諸葛瑾を孔明の下へ送る。諸葛瑾、孔明に呉の家臣になるよう説くが失敗。続いて周瑜は孔明に曹操の兵糧を焼き払うことを依頼。孔明、陸戦においては周瑜は無知だとあざ笑う。周瑜、やむを得ず孔明の策に従う。

江夏では劉備は孔明の連絡を待つ。劉備、周瑜に遣いを送るも孔明に会えない。劉備は招待されて関羽を伴い周瑜の下へ赴く。周瑜、劉備暗殺を狙うが、関羽が付き添っていて叶わず。孔明、劉備と落ち合い、帰任を約束する。

曹操、使者を周瑜に送るが、周瑜、使者を切る。曹操、蔡瑁を送り開戦。初戦は周瑜の勝利。曹操、蔡瑁に水塞作りを命ずる。周瑜、水塞を偵察。

周瑜の旧友の蒋幹、曹操に周瑜を口説くことを申し出る。蒋幹、周瑜を訪問、歓待され酔わされる。(以上24巻)


第25巻『赤壁の前哨戦』


  • 目次:謀略/覆面船団/埋伏の毒/裏の裏/鳳雛立つ/見破られた火計/鉄鎖の陣
  • 表紙:諸葛孔明


蒋幹、蔡瑁から周瑜宛の手紙を見つけ蔡瑁の裏切りを知る。しかしそれは周瑜の罠だった。蒋幹、曹操に蔡瑁の裏切りを報告し、蔡瑁は切られる。周瑜は曹操の水軍の力を削ぐことに成功。全てお見通しの孔明が気に入らぬ周瑜は、孔明に10日で10万本の矢の調達を依頼。孔明は3日で調達すると返し、実際にその通りになる。曹操、蔡瑁の甥の蔡和・蔡仲を周瑜に投降させるが、周瑜は見破る。

裏の裏をかき、仲たがいのそぶりを見せて周瑜は黄蓋をむち打ちの刑に処す。黄蓋寝返りの使者として闞沢が曹操へ向かう。そこへ蔡和・蔡仲からの報告も入り、曹操、闞沢を信じる。呉陣営に戻った闞沢は甘寧と芝居をうち蔡和・蔡仲を欺く。

鳳雛こと龐統現る。周瑜に連環の計を説く。蒋幹再び周瑜に赴くが山小屋に軟禁される。山小屋を脱し龐統を見つけ、龐統を曹操の下へ連れて行く。曹操軍、慣れない水上生活により病がはやっている。龐統、曹操に連環を説き、曹操、船を鎖で繋げる。曹操の客将となっていた徐庶が連環の計・火計を見破り龐統を問い詰めるが、劉備の恩もあるため、龐統を見逃す。徐庶も曹操軍を去り都へ。

曹操、水軍船を鎖で繋ぎ、風を避けるため船を湾に入れる。(以上25巻)


24巻・25巻と諸葛孔明の才覚が光る。周瑜の目論見を全て先読みしており、周瑜は孔明に脅威を感じる。


読書日記人気ランキング




↓↓参考になったらクリック願います↓↓
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村