2015年総選挙1位になってのツイート


さきごろのAKB総選挙で1位になったHKT48指原莉乃さん。実はここでカミングアウトしておくと、私は彼女のことが好きです。彼女は決して美人ではありません。しかし、彼女の生き様にはとても共感しています。今回、総選挙で1位になったことは、とても喜ばしいことです。


ということもあり、ずいぶん前から本書を読みたいリストに登録してあったのですが、朝活読書サロンにて、書評の先を越されてしまいました。ということで、あえて読まないことにしましたが、読まずして書評に挑みます。


なぜ、私が彼女に惚れたのかと言いますと、3年前、AKB48からHKT48に「左遷」になったのにも関わらず、その逆境を乗り越え、翌年の総選挙で1位になりました。私はその「左遷」騒動まで、彼女の名前すら知りませんでした。総選挙で1位になってセンターを務めたのが『恋するフォーチュンクッキー』。そして、発売後半年以上たった2年前の1月に『恋するフォーチュンクッキー』自社版の制作に携わるまで、この曲の存在すら知りませんでした。現在でも、今回の総選挙の上位4人しか、名前と顔が一致しません。もっとも、知った顔ぶれが引退していったことによりますが。



そんなこともあって、指原莉乃さん(以下、サシコと呼ばせていただきます)のことが、とても気になる存在になっていきました。まぁ、中高生風に言うと「好き」ということなのでしょう。


サシコの戦略


前置きが長くなりました。読書会で本書を紹介してくれた橋本さんによると、「サシコは策士」とのこと。彼女の戦略は4つあるとのことです。


  • 同じ土俵で戦わないこと。
  • ファン目線で考え行動すること。これは自分がモーニング娘。ファンだった経験による。
  • 世間を楽しませること。
  • 打順を回すこと。これはHKT48メンバーにどんどん機会を作っていくということ。


そして、目上の人に対する接し方の使い分けにも、サシコの策士ぶりが見て取れます。


  • すごくえらい人(たとえば秋元康氏)には、友達感覚でぶつかってもよい。
  • 少しえらい人に対しては敬語を使う。


おー!なんというすばらしいビジネスセンス。このテーマだけでブログ記事が一本書けそうなので、そうします。



2009年のサシコ。当時16歳。

指原莉乃

画像出典:Wikipedia(フランス語) ライセンス:CC BY-SA 3.0

現在のクリエイティブ・コモンズの写真がないので2009年の写真から


秋元康氏の成長戦略


さて、この本の紹介を受けて、「あぁなるほど、AKB48とはそういうことなのか」と合点がいきました。それは、秋元康氏(+秋元事務所や劇場の大人たち)は、単にアイドルグループを作って金儲けをしているのではない。人を育てているのだということ。


サシコの大人びた戦略立案能力や対人能力の高さは、もちろん本人の努力もあるのでしょうが、秋元康氏ら周囲の大人たちが育てようと努力した結果でもあるように見えます。一般的に、アイドルというのは世間知らずに育ち、道を外すことが多いです。サシコも異性関係で多少の道を外しましたが、概ね、AKB48グループの彼女たちにはその甘えが見えません。


ここに、今日の企業経営者が見習う姿があると思います。秋元康氏の著書を振り返ってみると、サシコ(ほかAKB48のトップクラスの彼女たち)は、見事に秋元氏の成長戦略に則って育てられた教え子だちだということが分かります。




サシコのサイトとサシコの本



指原莉乃写真集 猫に負けた
エンタテインメント編集部編
光文社 ( 2013-12-25 )
ISBN: 9784334901981



次は美乳に挑戦!?



追伸


タイトルから「読まない」を削除しました。あえて強調する必要がないので。(6月15日 20:40)



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