<目次>
- まえがき
- 第一章 その一言が恐ろしい
- 第二章 本音はいつも必要ではない
- 第三章 バカ丁寧は迷惑
- 第四章 がさつで無知で無神経
- 第五章 リピート病、ネガティブ病の患者たち
- 第六章 ディフェンス力を強化しよう
- おわりに - 精神の森をもとう
何が余計な一言か。日本語が難しいのは助詞や接続詞の違いにより「ふくみ」を持たせた言い方になってしまうことがあります。「~をお願いします」と言えばいいところを「~でお願いします」と言ったり、「~がいいです」と言うべきところを「~でいいです」と言ったり。人の話を引きとったかと思ったら「ただ」とか「しかし」と逆接でつないだり、言い足りずに「あと~」を連続したり。
なぜ不意に余計な一言が出てしまうのか、また出てしまった時にどのようにリカバリーすればよいか。それをぎゅっと凝縮して一言で言えば「精神の森」を豊かにすること、ということになります。日頃の精神の鍛練が不意な失言を防ぎますし、たとえしてしまったとしても、精神が鍛練できている人は相手に敬意を示すこともできますので、失礼のないようにリカバリーができます。
齋藤孝氏が精神の森を豊かにする本をいくつか紹介しています。
齋藤氏は年に1回は本書を読むとのことです。
音読にお薦めとのことです。
この本は存じ上げませんでした。上二冊は読んでいますので、次にこの本を読もうと思います。
コメント