【品川読書会】第32回(2020年4月15日)


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コロナウイルス感染症対策で非常事態宣言が出され、外出自粛の真っただ中。前回に引き続き、オンライン開催となった品川読書会。このままオンライン開催を続けると、「品川」という冠をつける意味がなくなってきそうです。直前の案内にもかかわらず7名の方に参加いただきました。私のつてで集まってきていますので、全員IT系です。IT系界隈ではオンライン開催が当たり前になってきました。第3水曜日開催と固定していますので、次回は5月20日(水)予定です。



紹介を受けた本

『魔法の世紀』


Sさんによる紹介。メディアアーティスト兼筑波大学准教授の落合陽一氏。私も彼の著書は3冊読みました。本書は読んでおりませんが、未来のネット社会を描いた本書の世界観に現実が近づきつつあるのかもしれません。


『アルプスの少女』


同じくSさんによる紹介。幼少の頃見聞きした物語も大人になってから読むと再発見があるとのこと。同じ心境を私も『海のトリトン』の書評で吐露しています。



『深夜プラス1』


Hさんからの紹介。冒険活劇小説の原点と呼ばれるそうで、『ミッション・インポッシブル』も先に本書があったらしく、「読まずに死ねない」小説とのこと。舞台はフランスからリヒテンシュタイン。エージェントによる逃走劇。


『夜と霧』


Yさんからの紹介。アウシュビッツの生き残りの著者ヴィクトール・フランクル。生き残れるかどうかは個々人の心の持ちようだと説きます。未来に希望を持つ者は生き残り、未来に絶望した者は死ぬ。


コロナウイルス感染症でややパンデミックになっている世の中。この感染症の広がりには出口がないと見ていますし、収束したとしても、次に未知のウイルスに遭遇する事態も起こり得るでしょう。そんな時に不安心理に陥らないためにはどうしたらよいか。


この世の中に二種類の人間がいるとすれば、本書を読み、いつ何時も不安に陥らない人と、本書を読まずに不安に怯える人に分けられる、という分け方もできそうです。


『図でわかる!妹に教えたい世界のしくみ』


Kさんからの紹介。お兄さんが妹に教える風の本。ジャポニカ学習帳風のデザイン。出てくる題材は、日本政府の成り立ち、自動車業界の提携関係などの真面目な内容から、ロックの変遷などの文化や、タモリ出演の番組の変遷などマニアックなものまで。恐らく、Wikipediaを読めばわかるのでしょうが、ポイントは、一目でわかるように図解している点。


毎回思うのですが、Kさんの選書はセンスがよく、読書会で紹介を受けた本は読まないことにしている私も、ついつい読まさせられます。


『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』


Oさん紹介の本。著者はフェミニスト批評者で、タイトルの「お砂糖とスパイス」はマザーグースの有名な詞からの引用とのことで、「女の子って何で出来ている?」という子どもの問いに対する母親の答えなのだそう。ちなみに「女の子」だけでなく「男の子」「男の人」「女の人」もあります。



『ブルーシティー』


Nさんからの紹介。1976年に少年ジャンプで連載していたマンガ。未知の病原菌で人類のほとんどが滅び、わずかながら生き永らえた人々の物語。病原菌による地球滅亡映画と言えば、『バイオハザード』やウィル・スミス主演の『レジェンド』などがあります。古いマンガということで、紹介いただいた装丁の本は現在残っていないようです。マンガ版のWikipediaに概要がありました。



紹介した本

『古関裕而の昭和史』


朝の連ドラ『エール』の主人公のモデルになった古関裕而氏。1909年(明治42年)生れ1989年(平成元年)没。明治・大正・昭和・平成を生き、昭和時代を代表する作曲家と言えます。戦前は阪神タイガースの『六甲おろし』や『露営の歌』に代表される軍歌など。戦後は高校野球のテーマ曲『永遠は君に輝く』や1964年のオリンピックのテーマ曲『東京オリンピックマーチ』など。また多くの校歌や社歌なども手掛けています。


軍歌は一方的に軍国主義・戦争を賛美していたのではなく、当時の国民はそれを当然のごとく受け入れていたということを忘れてはなりません。まことに、音楽は時代の写し鏡です。


露営の歌 - YouTube


では、次回は2020年5月20日(水)朝7:00です。参加希望者はFacebook、Twitter等でご連絡ください。


以上


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