【品川読書会】第35回(2020年7月15日)


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当読書会も5回目のオンライン開催です。女性1名男性5名の参加でした(2名途中退出のため写真は4名のみ)。主催者である私がまさかの寝坊をしてしまいました。申し訳ありません。寝起きとほぼ同時にPCを起動、ZOOMにログインしました。頭ぼさぼさです。恥ずかしい。


次回も第三水曜日 8月19日(水)をオンラインで予定しています。



紹介を受けた本

『葉っぱで調べる身近な樹木図鑑』


紹介者が子どもの頃、散歩の折に、これは何の木か、あれは何の木かを解説をしてくれていたそうで、いざ自分が親になってみると、そういう教養が身についていないことに愕然としたとのこと。昆虫の名前、星の名前もしかり。自然と接する機会が減ってしまったので仕方のないことかもしれません。


現在、ネットを使えば簡単に調べごとができます。しかし、言葉を知らないとネットで探せません。頭の中には「あの木の葉っぱ」というイメージがたとえあったとしても。


『他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論』


著者の宇田川元一氏は、埼玉大学経済経営系大学院の新進の経営学者です。専門は経営戦略論、組織論です。


組織で働く、他者と働く際にはたくさんの課題があります。その中で、人間の関係性によって生じる課題を適用課題と呼ぶとのことで、そこには「ナラティブ」の溝があるとのことです。この溝を乗り越えるには4段階あるとのこと。

  1. 溝があることを理解する
  2. 相手を観察する
  3. 相手の立場になってみる
  4. 介入する、溝を渡る、技術課題に分解していく


『スウェーデンの小学校社会科の教科書を読む』


なぜスウェーデンの投票率は85%もあるのか。スウェーデンでは労働の義務や税金の意味などを教えているとのこと。北欧やバルト三国が教育熱心なのは、ドイツとロシアに阻まれ蹂躙された歴史を持つからなのかもしれません。


『21 Lessons: 21世紀の人類のための21の思考』


『サピエンス全史』『ホモデウス』の著者であり、イスラエルの新進気鋭の歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリの著書。現代社会の21の問いを立てます。自由意志はあるのか?政府に対策を求めることや、社会を「べき論」で捉えるのは自由意志の放棄にならないか?世に溢れている情報は、広告が主目的であり、バイアスがかかっていることを心得ておく必要がある、科学文献を読め、こういった主張が書かれています。読みたくなった!


『Winning Alone(ウィニング・アローン) 自己理解のパフォーマンス論』


オリンピック・メダリストの為末大の自叙伝です。彼はコーチをつけずに自ら考えてトレーニングを積んできたとのこと。むろん、間違えることも多々あるようで、その都度、自分の頭で考え修正しながら対処したとのことです。


紹介した本

『AIに負けない子どもを育てる』


新井紀子教授の著著は3冊目になります。ベストセラーになった『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』の続編です。彼女が取り組み始めた読解力の診断テストに沿った内容になっています。また、大学入試共通テストの記述式頓挫の顛末にも書かれています。記述式回答を採点できる能力は人工知能にはありません。そこでベネッセが請け負って人海戦術で採点するという予定でしたが、残念ながら専門外の人が採点することは不可能です。答案用紙の回答と模範回答と照し合せて、同義文かどうか判定が必要ですが、本書で教科書が読めない、同義文判定ができない人が多いことが明るみに出ます。


新井紀子さんの著書


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