第41回品川読書会は男性5人の参加でした。なかなかブログの更新ができておらず、バックデートでの公開です(2021年3月7日)。
- 前回:【品川読書会】第40回(2020年12月16日) on Zoom : なおきのブログ
- 品川読書会全アーカイブ:品川読書会 : なおきのブログ
紹介を受けた本
『ペニシリンはクシャミが生んだ大発見』
25の医学的発見・発明のショートストーリー集で、ペニシリンはそのうちの一つに過ぎません。他にはたとえば血圧計が採り上げられています。血管音をコロトコフ音と言うらしいですが、血管が膨張する時の音のメカニズムはまだ解明されていないとのこと。他には、胃潰瘍とピロリ菌の関係、クシャミでリゾチウムを発見してペニシリンの発見につながるエピソードなどが書かれています。
『なぜデータ主義は失敗するのか』
タイトルの問いに対する答えは、前提条件、ストーリーをどう組み立てていくのかに寄るとのこと。実験データを素直に見ることができればよいのですが、時にバイアスがかかってしまいます。主観を排除し、オブザーブに徹することが大切。
『人生に革命が起きる100の言葉』
どのような紹介だったか失念...
『白夜/おかしな人間の夢』
ドストエフスキーの短編集です。ドストエフスキーといえば、暗い社会背景とドロドロな人間関係というイメージがありますが、本作品では、青年の淡い恋が描かれているとのこと。
『農家はつらいよ』
北海道・富良野のメロン農家。直販・ダイレクトマーケティングなど、従来のやり方に捉われない販売方法を実践するものの、除草剤散布という嫌がらせも受けます。著者の寺坂さんのブログに、本書出版が感無量であった旨が語られていました。
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